進撃の防弾保育園【BTS】

小さな変化。 ページ16

久しぶりに美容院へ行き、髪をピンクブラウンに染めて、少しだけ長さも切った。


ゆるくパーマもかけた。

といっても、仕事中は後ろでひとつに結ぶので、あまり変化は無い。





少しだけ変わった髪の毛を満足気に鏡で見て、保育室へ行けば、すでに来ていたソクジン先生と目が合う。






JN「おはよう！」


『おはようございます！
今日もよろしくお願いします！』





ソクジンさんはにっこり笑って手元の書類に視線を戻した。


ほら、やっぱり気付かれない。



凄い変化したわけではないから、気づかれなくて当然なんだけど・・・ちょっぴり寂しい。






しばらくして、子どもたちがやってきた。



1番に来たのが、テヒョンくん。


私を見ると、にっこり笑う。


TH「せんせえ、おはよっ！」


『テヒョンくん、おはよう！』


TH「・・・。」





じーっと、私を見るテヒョンくん。





『な、なに・・・？』



TH「・・・せんせえ、かあいいよ！」




ひひっと照れくさそうに笑って荷物を片付けに行く。




え・・・髪の毛の変化に気づいてくれたの！？




嬉しくて、テヒョンを追いかけて抱きしめる。







JK「うわぁ、せんせえが、うわきしてる。」





次に登園したジョングクくんが、私とテヒョンくんの間に割り込んで、頬をぷっくり膨らませて怒っている。



『ねぇ、そんな言葉どこで覚えたの？』


JK「なむひょん！
つきあってるのに、ほかのおとこと、なかよしするの、うわき！」



あとで、ナムジュンくんに話さなきゃ。


純粋な3歳児になんてこと教えてくれてんだ。







JK「・・・Aせんせえ、おひめさまだねぇ。」


にっこーと笑って、私の頬にちゅっと軽くポッポをして荷物を片付けに行くジョングクくん。


可愛すぎるでしょ。


なんで、こんなちょっとの変化にも気づいてくれるのだろう。


そこへジミンくんとホソクくんもやってきた。


JM「せんせえー！かわいくなってる！！いや、もともとかわいいんだけどね。
もっとかわいくなった！」



HS「ほんとうだ。いろもちょっと、ぴんく！かわいい！」



『ありがとう！！前とどっちがいい？』



JM「せんせえ？それは、こどもに、ぱぱとまま、どっちがすき？ってきくのとおなじだよ？」


『え・・・ごめん。』


最近、４歳児とは思えないことを言うようになったジミンくん。






ジミンくんのツッコみに、即座に謝ってしまった。

実は気付いています。→←先生を独り占め。

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