おじさんの襲来。 ページ43
『おはようございます！』
昨日と違い、しっかり寝て元気よく出勤した私。
が、私を見てげっと顔をしかめるユンギさんと、何やら偉そうな男の人が事務室の中の、応接コーナーに座っていた。
誰だ、このおじさん。
「・・・あいつか？Aというのは。」
急に呼び捨てされたよ。
しかも、初対面であいつ呼ばわりされたんだけど。
まぁ、私もおじさんって心の中で言っちゃったけど。
お？しかも私、結構な形相で見られてない？
YG「いや、彼女はメアリーです。」
誰だ、それ。
「名札にAと書いてあるではないか。」
頭の上にどデカいハテナマークを浮かべている私の元へ、ズカズカとやってくる男の人。
ユンギさんが私の前に立ち、私を背中へ隠す。
YG「うちの大事な職員です。
先程あなたが言っていたようなことはありません。」
「なら、私の娘が嘘をついているとでも言うのか？」
YG「それは・・・」
「きみ、私の娘の一生懸命書いた日誌を突き返したそうじゃないか。
寝る間も惜しんで一生懸命書いたのに・・・それを、こんなの見る気にならないと、1度も見ずに突き返したそうじゃないか！」
わぁー、凄く凄く身に覚えがない。
『そんなことしていません。
そもそも、私は彼女から日誌をまだ受け取っていません。』
「口ではなんとでも言える！！
現に、娘は泣いて帰ってきて、あんなになりたいと言っていた保育士に、なるのをやめると言っているんだ。
保育士として、そんなことをして恥ずかしくないのか！！」
『だから、私はっ』
ユンギさんが、私の手を握る。
そして、口パクで“だいじょうぶだから”と言った。
悔しさで涙が滲んでくる。
私は保育士という仕事に誇りを持っていて、こんなおじさんに、恥ずかしくないのかと言われるようなことはしていない。
「こいつをクビにしろ！！
元々、おかしいと思っていたんだ。
もう1人の男の保育士の方がベテランなんだろ？
なんで、こんなやつがこの園の保育士をしてるんだ。
この園に、必要ないだろ。
こんな、出来損ない。」
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SALAN - ユンギ先生の『メアリー』に爆笑しましたwこういう保育園があったらすぐに行きたいです！(中学生) (2020年9月29日 0時) (
レス) id: 5d025d1352 (このIDを非表示/違反報告)
にこ - なんか謎に母性本能が働きますね(？)笑 自分のこと、ぐくってぐくが言よるんが可愛いです (2020年8月15日 15時) (レス) id: ca2700ca3f (このIDを非表示/違反報告)
ぐぅにむ推ーarmyー - ジン先生って実際に呼んでみたいし、好きな人を侮辱されて、って言われてみたいです。とにかく子供達はかわいいわ、先生たちはかっこいいわ。素晴らしいですね。この小説の次回楽しみにしてます。まゆうさんもどうか体には気をつけてください。これからも応援してます。 (2020年3月27日 1時) (レス) id: 6734aceaf1 (このIDを非表示/違反報告)
Karasuhage(プロフ) - 次のお話楽しみにしています！ (2020年3月18日 11時) (レス) id: 63ff52919f (このIDを非表示/違反報告)
ままま(プロフ) - 「ソクジン先生大好きです。」のお話で1箇所「ジョングク先生」になってるところがありました。とてもキュンキュンしているのでこんなお話を考えてくださりありがとうございます。 (2020年3月16日 2時) (レス) id: df38e871d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう
| 作成日時：2020年2月6日 23時
