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TH「あ、名前！！」
固まって動けない私の代わりに、テヒョンが反応してくれる。
「名前？」
『あ・・・私、キム・Aといいます！』
「本当だ！名前、一緒だね？」
にっこりと微笑む彼女は、やはり天使のようで、そりゃあ、ジョングク先生も好きになるでしょうよ。
JN「よし、じゃあ、始めようか。」
みんなで乾杯をし、ユンギさんの料理を食べる。
JN「この子たち、偶然、ジョングクが担任するクラスになったんだって。」
「え、凄い！！ジョングクが先生かぁ。どんな感じ？
やっぱり、生意気？」
JK「生意気って・・・年下から生意気なんて言われないですよ。
それに、僕のはヌナとヒョン限定でしたから。」
TT「ほんと、今でも生意気だけどね。
でも、俺はジョングクほど尊敬できる奴はいないよ。」
３人でバイト時代の話で盛り上がっている。
私とジミンとテヒョンは、話を聞きながら、ひたすら料理を食べる。
「あ！そういえば、就職祝いのボールペン、まだ使ってくれてる？」
ボールペン・・・・・？
TT「ああ。黒いやつ。あげていたね。」
黒い・・・やつ。
JK「あぁ、それが、この前壊れちゃって。
あれからずっと使ってたから、寿命だったのでしょう。」
なるほど…なるほど。
ジョングク先生の、あのボールペンはAさんからの就職祝いだったのか。
ジミンが私の肩をポンポンと叩き、心配そうな表情を向ける。
JM「大丈夫？」
私にしか聞こえないくらい小さな声で問いかける。
『何が？私は大丈夫だよ。』
ボールペンを一緒に買いに行ったジミンなら、私の心中も察してくれているのだろうか。
「じゃあ、こちらに帰ってきた祝いに、同じのプレゼントするよ。」
Aさんにそう言われて、ジョングク先生は嬉しそうに目を細める。
そりゃあ、好きな人からのプレゼントだ。
嬉しいに決まっている。
ボールペンなんて、買うんじゃなかった。
Aさんからもらうボールペンと、私からのボールペン。
そりゃあ、Aさんのボールペンを使うに決まっている。
JK「いや・・・大丈夫です。もう、あるんで。」
ジョングク先生はチキンを頬張りながらも、少し嬉しそうにそう答えた。
そうだよね。無いままだと困るから、自分で買いに行くよね。
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タハ - 6周目突入！！いや〜なんでですかね？自然と何か「ジョングク先生」で検索してるんですよね... これほど惹かれた作品は初めてです！こんな素敵なお話に出会えて良かったです。出会わせてくれてありがとうございます (2021年4月18日 20時) (
レス) id: ee578eb3c2 (このIDを非表示/違反報告)
タハ - 3周目来ちゃいましたw やっぱりまゆうさんの作品はどれだけ読んでも飽きませんね！！私文才がないので(どんな才能もありませんが)、尊敬です！ (2020年11月8日 17時) (レス) id: ee578eb3c2 (このIDを非表示/違反報告)
にこ - どうしたの、オレンジ。は可愛い、笑 (2020年8月9日 11時) (レス) id: ca2700ca3f (このIDを非表示/違反報告)
タハ - 『ごめん、ありがとう、愛してる。』とつながっていてびっくりしました！！(*^^*) 読んだことないのに、なんか聞いたことがある気がして、繋がっていると知ったときとても驚きました(//ω//) これからも更新頑張ってください！！\(^∀^)/ (2020年5月21日 8時) (レス) id: ee578eb3c2 (このIDを非表示/違反報告)
ぐぅにむ - すごいですね！一つずつにストーリーがあってリンクしてることは予想していましたがやっぱそうなんですか？！ヤァーーー！面白い！何かこう他の話とリンクしてる話好きなんですよ！ありがとうございます！これからも応援してます！頑張ってください！ (2020年5月9日 11時) (レス) id: 6734aceaf1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう
| 作成日時：2020年1月8日 22時
