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確かにそうだ。一つの大きな机を囲んで座っているが、2人分の席が空いている。


でも、ここの居酒屋、バイトは私たちだけだし、あとはソクジンさんとユンギさんだけだ。


すると、ソクジンさんがニヤニヤと笑っている。何やら、企んでいるらしい。





そのタイミングで、店の扉が開く音がする。





「おじゃましまーす・・・・」


「もう、座っているんじゃない?」






男性と女性の声が聞こえてくる。


誰だろう・・・聞いたことが無い。


けれど、ジョングク先生は思い当たりがあるようで、目を見開いて固まっている。





個室の扉が開く。







カッコイイ男性と可愛い女性が2人で顔を覗かせた。






「わぁっ、ジョングクだ!!大きくなったね!!!」



女性は、綺麗な瞳を細めて、にっこり笑う。


ほんわかとした可愛らしい方で、女性らしい女性といった感じ。


男性の方は、少しだけテヒョンに似ているような、綺麗で整った顔をしている。







JK「・・・ヌナ。ヒョン。」







ジョングク先生が呟く。


この人たちが、先生と一緒にバイトをしていた人たち?


この人たちの話をするときは、ジョングク先生はいつも、優しそうな表情をしていた。





この2人が、ジョングク先生の大切な人たち・・・。








JK「・・・何しに来たんですか。」


「何しに来たって、ジョングクのお帰りなさい会に、ジニオッパが呼んでくれたんだよ。
テテも私も、ジョングクに会いたかったんだから!!
確か、ジョングクの大学の卒業式くらいから会っていないよね?」


JK「そうですね。いやー・・・2人とも老けましたね。」


TT「ジョングクだって、老けたな。高校生だったのに。」


JK「それ、いつの話をしてるんですか。」







さすが、一緒にバイトをしていた仲の良い3人。


一気に、ジョングク先生が知らない人になった気がする。


これって、私、席を変わった方が良いんじゃないかな。


私が変われば、丁度ジョングク先生の横と前の席にあの2人が座れる。






『あ、私席変わります。』




立ち上がり、移動しようとすると、ジョングク先生に腕を掴まれる。








JK「いいから。この人たちはどうせ隣同士の方がいいんだ。」







『でも・・・』



「ありがとう。大丈夫だよ。」




TT「うん。ジョングクの隣になんて座らせないよ。」

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設定タグ:ジョングク , BTS , 防弾少年団   
作品ジャンル:タレント
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タハ - 6周目突入!!いや〜なんでですかね?自然と何か「ジョングク先生」で検索してるんですよね... これほど惹かれた作品は初めてです!こんな素敵なお話に出会えて良かったです。出会わせてくれてありがとうございます (2021年4月18日 20時) (レス) id: ee578eb3c2 (このIDを非表示/違反報告)
タハ - 3周目来ちゃいましたw やっぱりまゆうさんの作品はどれだけ読んでも飽きませんね!!私文才がないので(どんな才能もありませんが)、尊敬です! (2020年11月8日 17時) (レス) id: ee578eb3c2 (このIDを非表示/違反報告)
にこ - どうしたの、オレンジ。は可愛い、笑 (2020年8月9日 11時) (レス) id: ca2700ca3f (このIDを非表示/違反報告)
タハ - 『ごめん、ありがとう、愛してる。』とつながっていてびっくりしました!!(*^^*) 読んだことないのに、なんか聞いたことがある気がして、繋がっていると知ったときとても驚きました(//ω//) これからも更新頑張ってください!!\(^∀^)/ (2020年5月21日 8時) (レス) id: ee578eb3c2 (このIDを非表示/違反報告)
ぐぅにむ - すごいですね!一つずつにストーリーがあってリンクしてることは予想していましたがやっぱそうなんですか?!ヤァーーー!面白い!何かこう他の話とリンクしてる話好きなんですよ!ありがとうございます!これからも応援してます!頑張ってください! (2020年5月9日 11時) (レス) id: 6734aceaf1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まゆう | 作成日時:2020年1月8日 22時

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