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98. ページ48

JM「それがいいね。
僕、今日の夜は作家さんに食事に誘われているから・・・行けれないんだ。
A、任せても大丈夫?」


『うん。私は今日定時であがれるから。』


JN「僕も一緒に、」


NM「何言ってるんですか。
あなたは今日、大事な会議があるでしょ。」


JN「そっか。」





心配そうに私を見るジニオッパ。


恐らく、私が男の家に1人で行くのが嫌なんだろう。


けれど、相手はあのジョングクだ。


そこで、私たちの間に何かが起こるわけがない。


私はオッパを安心させるように微笑む。



『大丈夫ですよ。
私とジョングクです。
何も起こるはずがありません。』


JM「そうですよ。
兄弟みたいなものだし。」




オッパは少しの間、考え込み、そして笑みを浮かべる。



JN「ジョングクのこともAのことも信じているから、そこの心配はしていないよ。
ただ、ヤキモチ・・・やいてるだけだから。
僕だって、ジョングクが心配だ。
A、ジョングクを頼むね。」



ヤキモチ・・・なんて照れくさそうに言うオッパに、胸がキュンとしてしまう。


何だ、この可愛い人は。



JM「えー・・・、社内ではイチャイチャしなかったんじゃないの?
僕、今何を見せられてるの。」


NM「こんなの、イチャイチャに入りませんもんね。
ヒョンの中では。」






昼ごはんを終えて編集部に帰り、定時で帰れるように仕事を終わらせる。


未だにジョングクから返信は来ない。


いつもなら、すぐに返信来るのに、相当具合が悪いんだろうか。




もしかしたら倒れているかもしれない・・・。




嫌な予想がたくさん浮かんでくるので、退勤時間になると同時に会社を飛び出す。



道中で、思いつく限りの風邪に良い食べ物と冷却シートを購入してジョングクの家に向かう。

と言っても、私の部屋の隣なんだけど。






部屋の前にたち、扉をたたく。


ジョングクが生きていますように・・・。


もし、倒れていたらどうしよう。


救急車・・・だよね。


救急車って番号、何番だっけ。




自分の心臓がバクバクするのを感じながら、その扉が開くのを待つ。


あ、いや、倒れていたら扉を開けれないか!!





『ジョングク・・・?』


恐る恐る声をかえる。


お願いだ、この扉を開けてくれ。


元気な顔をヌナに見せておくれ。


ジョングクー!!



なんて、1人でソワソワしていると、扉がゆっくり開く。

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作者名:まゆう | 作成日時:2019年12月9日 0時

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