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『ねぇ、なんで正座してるんですか。
オッパ、この家来るの初めてではないですよね。』
私の家に着くなり、ずっと正座をしているオッパ。
両手もきちんとお膝に置かれている。
JN「ヤー・・・久しぶりにAといれるとなると、緊張するんだよ。
それに、今日はAを抱けるんだから。
そりゃあ、緊張するよ。」
このオッパ、ちゃっかり抱く前提でいるから、凄い。
まぁ、私にそれを拒む理由もないけれど。
そんなに緊張されると、私まで緊張してくる。
『あ、ところで、職場に休みの連絡をいれるの、どうしましょう。』
JN「そんなの、ナムジュンに手配済みだよ。
編集部に連絡してくれるよ。
で、Aはいつまでそこにいるの？」
オッパは、部屋の入口の方に立ち尽くしている私を見る。
オッパの正座をツッコんでいる場合ではない。
私も緊張で、なかなかオッパに近づくことが出来ない。
昼ごはんの時には会っていたし、初めてオッパが来た時は普通にできたのに・・・。
いざ、抱かれる宣言をされてしまうと、無駄に緊張をしてしまうらしい。
私たちの場合、勢いというものが大事なのだろう。
JN「僕が迎えに行くしかないみたいだね。」
オッパは深呼吸をして立ち上がり、私の方へ近づいてくる。
その瞳は熱が籠っていて、真っ直ぐ私だけを見ている。
オッパは私に手を伸ばすと、頬に手を添え、唇にかぶりつく。
私の下唇をペロリと舐め、口の中に舌をねじ込んでくる。
オッパの熱がダイレクトに伝わってきて、それが気持ち良くて、安心できて、物凄く幸せだと感じる。
私はオッパの腰に手を回し、服を掴む。
そうすれば、オッパは私の後頭部に手を置く。
オッパから逃げることはもうできない。
JN「A、お酒飲んだでしょ。」
『ユンギオッパのとこで飲みました。』
JN「ふふ、甘い味がする。」
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作者名：まゆう
| 作成日時：2019年12月9日 0時
