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UJ「じゃあ、私はみんなを送ってくるわ。」
『分かりました。』
ウィジンオンニの運転する車の助手席に、当たり前のように座るテヒョン。
JK「ヌナ、大丈夫？」
グクが小さい声で話しかけてくる。
『ん？大丈夫だよ？』
JK「顔が死んでいます。」
『十分生きています。ほら、乗らないと、車出発しちゃうよ？』
JK「ん〜、俺、今日はみんなとは別で帰ります。
ヌナと一緒にいたいんで。」
グクは笑顔でそう言うと、車の扉を閉める。
みんながポカンと口を開けているのを横目に、グクは私の手を引いて走り出す。
テヒョンさえも目を見開いてこちらを見ていた。
『グク、どこに行くの！？』
JK「デートをしましょう！！」
『いや、バレちゃうよ。』
JK「大丈夫ですって。帽子とマスクしてるし。バレないよ！」
グクに引っ張られたまま、よく分からない路地までやって来た。
グクはいたずらが成功した子どものように満足気に笑っている。
『私、仕事たくさんあったのに・・・』
JK「BTSの面倒見るのも、マネージャーの仕事でしょ？」
『いや、まぁ・・・そうだけど。』
私はとりあえずオンニに、グクの用事に同行しますとメッセージを打つ。
報連相は大事だよね、うん。
JK「さて、どこに行こうかなぁ。」
グクは少しの間悩み、すぐにパッと明るい表情になる。
JK「ヌナ、公園に行きましょう。」
『公園？』
JK「はい！」
グクは路地をぐんぐん歩いていく。
目の前を歩くグクの背中は、あの頃よりも随分大きく見える。
それは、グクが成長したのもあるし、頼もしくなったのもあるのだろう。
出会ったばかりのグクは、よく泣いていた。
人見知りなのにアイドルとしてデビューすることになり、しかもメインで歌うことが多く、プレッシャーで本番前はよく泣いていた。
初めて会った時、グクは私の方すら見てくれず、ひたすらオッパたちと一緒にいた。けれど、そんなグクと私を繋いだのがテヒョンだった。
私たちの間に入り、無理やり３人で会話をしようとするテヒョン。
テヒョンの頑張りにより、私とグクは比較的早く馴染むことができた。
弟のいない私にとってグクは、唯一の弟のような存在。
弟と思っていると、時々オッパたちのように私を甘やかしてくれる。
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マミ(プロフ) - 切なすぎる…！！どうなるの主人公ちゃんとテテ！！更新心待ちにしています。 (2019年11月18日 14時) (
レス) id: 53c4af20ee (このIDを非表示/違反報告)
maleeha baig(プロフ) - めっちゃすき！最高新しいの待ってます！ (2019年11月16日 21時) (レス) id: 55b7b5f843 (このIDを非表示/違反報告)
ルリ子 - やばたん！面白い！更新、待ってます！テテや、過去に一体何が！？��(ﾟДﾟ) (2019年11月15日 22時) (レス) id: 8d4e6e492e (このIDを非表示/違反報告)
チムチムが好きな甘い砂糖のライオン - ジョングクのたくらみ2からとんできました!!作者さんの書く話は、全部面白いです!!これからも更新頑張ってください!! (2019年11月15日 16時) (レス) id: 91c6ce2bd9 (このIDを非表示/違反報告)
カフェ猫 - 2人にどんな過去があったのかめちゃくちゃ気になります…更新楽しみにしてます！！ (2019年11月14日 23時) (レス) id: baaac411fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう
| 作成日時：2019年11月13日 16時
