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テヒョンと喧嘩した時、話を聞いて励ましてくれるのはグクだった。
そして、ジミンは仲直りのきっかけをよく作ってくれたっけ。
まぁ、そもそも喧嘩自体、あまりしなかったんだけど。
たまに、テヒョンが嫉妬をして怒り、私が怒られる理由を理解できずに言い合いになり、売り言葉に買い言葉で喧嘩となっていた。
まぁ、結局は、テヒョンが私のことを好きでいてくれるからこその喧嘩。
あの喧嘩も、幸せの証拠だったんだよなぁ。
JK「ヌナ。」
グクに呼ばれ、我に返る。
いつの間にか、公園に着いていた。
滑り台とジャングルジム、ブランコがあるだけの小さな公園。
だけど、何となく懐かしい。小さい頃、こういう公園で遊んでいたんだろうなぁ。
グクはブランコへと歩いていく。
JK「はい、ヌナ！座ってください。」
『ブランコなんて、当分乗ってないから、私乗れないよ。』
JK「大丈夫です！俺が背中押すんで！」
いや、もっと乗れない気がしてきた。
グクは私の肩を掴んで、ブランコに座らせる。
JK「しっかり掴まっててくださいね。」
『いや、その言葉怖いんだけど！！』
背中を押されると思いきや、突然私の乗るブランコに飛び乗り、立ち漕ぎを始めたグク。
『はっ！？ちょっと、何してるの！？』
JK「ケンチャナ！！」
全然大丈夫じゃない！！
グクは少しずつブランコの加速させていく。
頬に当たる風は少しずつ強くなっていく。見える視界の移動も素早くなっていく。
体の傾きも少しずつ地面に平行になっていく。
『グク！！グク！！グク〜！！ストップ、ストップ！！』
JK「まだまだぁ〜！！」
グクの楽しそうな声が後ろから聞こえてくる。
こいつ、楽しんでやがる。ブランコというよりは、私の反応を喜んでやがる。
ついに、空が見えるようになった。青い空は雲一つなく、眩しいほどに綺麗だった。
『綺麗・・・』
JK「ん？何が？」
『空。』
JK「あぁ〜、綺麗ですね。まぁ、ヌナの方が綺麗ですけど。」
『いや、そういうの良いんで。』
少しずつ減速していって、グクの足が地面に着く。
久しぶりの地面にホッとする。まだ体が揺れてる感じがする。
グクがブランコから降りて私の前へと移動して、膝を曲げて腰を落とし、姿勢を低くする。
ブランコに座っている私から見れば、いつも見上げるグクの顔が見下げる位置にある。
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マミ(プロフ) - 切なすぎる…！！どうなるの主人公ちゃんとテテ！！更新心待ちにしています。 (2019年11月18日 14時) (
レス) id: 53c4af20ee (このIDを非表示/違反報告)
maleeha baig(プロフ) - めっちゃすき！最高新しいの待ってます！ (2019年11月16日 21時) (レス) id: 55b7b5f843 (このIDを非表示/違反報告)
ルリ子 - やばたん！面白い！更新、待ってます！テテや、過去に一体何が！？��(ﾟДﾟ) (2019年11月15日 22時) (レス) id: 8d4e6e492e (このIDを非表示/違反報告)
チムチムが好きな甘い砂糖のライオン - ジョングクのたくらみ2からとんできました!!作者さんの書く話は、全部面白いです!!これからも更新頑張ってください!! (2019年11月15日 16時) (レス) id: 91c6ce2bd9 (このIDを非表示/違反報告)
カフェ猫 - 2人にどんな過去があったのかめちゃくちゃ気になります…更新楽しみにしてます！！ (2019年11月14日 23時) (レス) id: baaac411fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう
| 作成日時：2019年11月13日 16時
