重岡大毅 ＊ SCARS 2

23. 夢のような現実 ページ23

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桐「しげ、さっきどうしたん？笑」




望「完全に忘れてたよな(笑)」







MCになると



重岡さんの歌わない事件を



さっそく冷やかすメンバーたち







すまん、って笑う重岡さんが



嬉しそうにニコニコ笑ってるから



ファンの人たちも笑っている








淳「俺のソロみたいになってもうて


えらい恥ずかしかったわ(笑)」





重「ぼーっとしてました。へへ」








こんなゆるい感じも



きっと重岡さんだから成立するような、



不思議な言い訳が終わった









そこからまた



Jr.さんの宣伝をしたり



舞台やテレビの番宣や告知をしだして






濱田さんの宣伝を聞いてすぐ



雫ちゃんに話しかけた








A「濱田さん、忙しくなるね」




雫「5回は行くよ舞台(笑)」









寂しそうな表情は少しも浮かべず



純粋に応援している雫ちゃんを見て、



想像以上に良い関係なのが伝わる









何の隔たりもなくて、



お互い信用してるんだろうな








どうしたって上手くはいかない



私と重岡さんのことを思い返すと



2人が羨ましかった









私たちがお互い上手くいったらさ、



紹介し合ったりするのかな









実はお友達なんでーす！なんて



想像するだけでウキウキするね









そんなこと実現するわけないって



わかってはいるけれど




この距離に彼らがいる、



夢のような現実に夢を見ていた





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