51話 不思議なご縁 ページ5
【グリーンビット内】
ロビンside
「痛っ…ここは……」
森の中へ入ると、突然血相を変えた人達が飛び出してきた。そして何かを捕まえようと能力を使ったところまでは覚えているのだけれど……
今は、地面に何らかの方法で縫い付けられて身動きが取れない状況に陥っている。
「大人間が目覚めた！！」
「そっちの大大人間はどうれすかぁー！」
「こちら未だ爆睡中です！！」
私の周りや上にいる小人(？)達が慌てふためきながら話している内容を聞くと、まだ誰か捕まっているのがわかる…ウソップかと思い顔を向けると、金色の髪が目に入った。
「え……お兄さん？！」
隣でぐーぐー寝ているのはさっき橋を一緒に渡った"ナギナギの実"の能力を持つ、お兄さんだった。
「…ん、んん？」
あ、起きた。
「……エエーーーっ!!」
「お兄さん!!私よ、わかる？」
「あ！君はさっきの探検家!!どうなってるんだ、この子たちは何なんだ？！」
ジタバタし出すお兄さんをとりあえずなだめようとしてみるが、なかなか状況がの見込めないようで何やら叫んでいる。
「大人しくするのれす!!おまいらは悪い大人間だな！？」
そこへ小人が上に乗り銃を構える。
「ここはトンタッタ王国…我々の国だ!!トンタッタ族の姿を見た者は生きて帰すわけにはいかない!!」
そこへ猛反論するお兄さん。
「おいおいちょっと待ってくれよ!!俺はただ森を探検していただけなんだって！」
「嘘つけ!!そんな言い訳が通じるかっ！」
それに便乗して私も反論する。
「そ、そうなの！つい興味で手を出してしまって…ごめんなさい。あなたたちの事は誰にも言わないわ!!ホントよ!!」
こんなので離してくれるかわからないけど、とにかく説得を……
「え！！？…ホントならいいれすよ！」
・・・
「「えぇーーーっ！？」」
いいの、こんな簡単に信じていいの？！
同じことを思っているらしく、するすると糸を外されていくお兄さんをみると口をあんぐりさせて固まっていた。
自由になったところで体をゆっくりと動かす私たち。
「と、とりあえず助かったわね…またこんな所で会うなんて不思議ね」
「あぁ…どうなることかと……あれ？君は……」
しまった！！顔を隠すのを忘れていた！！
「ニコ、ロビン……」
「……そうだと言ったら？」
「そうだな……ここから出たら、一緒に行きたい所があるかな」
「ふふ、すてきなお誘いね」
目線が刺さるように痛い。
さっきとは別人の様な彼は、一体何者？
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yoku(プロフ) - よもぎ杏さん» 素敵なコメントありがとうございます！！私くし自身も書きながら全員が幸せになれる世界ならいいのに、と思って一人しんみりしております…。これから先の未来も、応援よろしくお願いします！！！ (2022年12月18日 21時) (
レス) id: 39058f50de (このIDを非表示/違反報告)
よもぎ杏(プロフ) - 長くなりましたが、とにかくこの作品が好きで、応援しています！！更新頑張ってください！！！ (2022年12月18日 18時) (レス) id: 3c2e0a45eb (このIDを非表示/違反報告)
よもぎ杏(プロフ) - ぴぎゃぁぁぁああ涙が止まりません。夢主ちゃんが性格変わっていってしまって、でも二人の幸せをいつまでも祈ってるのが健気すぎて、。昔、自分が言った言葉をルフィが言うのもすごく心に刺さりました。結局、何が正解だったのか...。全員報われて欲しいと思いました。 (2022年12月18日 18時) (レス) @page43 id: 3c2e0a45eb (このIDを非表示/違反報告)
yoku(プロフ) - れいさん» えぇーー！めっちゃ嬉しいです！！夢主ちゃんは私の趣味丸出しです♡気に入っていただけて嬉しいです🙇♀️ありがとうございます！！ (2022年12月13日 8時) (レス) id: 39058f50de (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!せっかくロシィと再会したのにィィィィィ😭（ストーリーも夢主設定もどストライクでめっちゃ好きです！！！応援してます！） (2022年12月12日 23時) (レス) @page38 id: bbe5970608 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yoku | 作成日時：2022年11月22日 16時
