70話 侵入者 ページ24
【王宮下部 外壁塔前】
no side
「アレはまだ王宮の下段、外壁塔の入り口よ」
ヴィオラはAとの過去を思い出しながら、王宮下部までルフィ達を案内していた。
そして次の通路まで歩みを進めようとした時、事件はおきる。
「ゴムゴムの〜！ギガント銃〜〜!!!」
麦わらに意識を集中していなかった事に後悔する。
「「「「なにやっとんじゃあ〜！」」」」
驚く四人をよそにルフィは開いたぞ！と笑いながら手招きする。
もうこうなったら仕方がないと言わんばかりに、全員で正面突破をすることに。
隠れる必要も無いので着ぐるみを脱ぎ始める彼らを、ヴィオラは怒り半分呆れ半分で対応していた。
その姿を見ていた人物がいるとも知らずに…
＊
【スートの間】
ビー ビー
"外壁塔正面入口より報告!!侵入者〜!!!"
突然鳴り響く警報の音。
それと共にあり得ない情報が流れる。
"麦わらのルフィです!!!"
その言葉にドフラミンゴは解せないといった表情を浮かべる。
「あァ！？何を言ってやがる…」
彼が見つめる画面には、今まさに闘魚と戦うルーシーこと麦わらが映し出されている。
次々に流れる通信では麦わらの目撃情報が入ってくる。そこに海賊狩りのゾロの名もあり、流石のドフラミンゴも混乱する。
「じゃあ今、コロシアムにいるあいつは誰なんだ!!」
プルプルプルプルッ
そこへ別の電伝虫が鳴り響く。
それは特別なもの。たった一人とだけ繋がるもの。
ガチャ
「Aちょうど良い！そっちの……」
《ねぇドフィ！聞いて!!ルーシーは麦わらじゃない！よく分からないけど、今のアイツは別人よ!!!》
「！やっぱりそうか。王宮に麦わらが忍び込んだらしい」
《え！？いつのまに…こっちはディアマンテと私に任せて》
「あぁ。頼んだぞ」
ガチャン
通信を切った後、目の前のハートの席に縛り付けたローを睨みつける。
「お前の狙いは何なんだ。なぜここまでするんだ！なぜアイツに固執するｯ!!!!」
対するローは、自由の利かない身でありながらも刺すようにドフラミンゴを睨み返す。
「…俺にもわからねぇよ。でもアイツはお前の側にいて良い奴じゃねぇってことはわかる。Aは…俺が奪う！」
「奪う、か…フッフッ、海賊らしいな。だが、アイツの気持ちは？そう思ってんのはお前だけだ。今の話も聞いてただろ？」
ローは久しぶりに聴いたAの声を思い出す。
少し大人びた声。だけど彼女の声だとすぐにわかった。
「だから奪うんだよ。俺は…海賊だ！」
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yoku(プロフ) - よもぎ杏さん» 素敵なコメントありがとうございます！！私くし自身も書きながら全員が幸せになれる世界ならいいのに、と思って一人しんみりしております…。これから先の未来も、応援よろしくお願いします！！！ (2022年12月18日 21時) (
レス) id: 39058f50de (このIDを非表示/違反報告)
よもぎ杏(プロフ) - 長くなりましたが、とにかくこの作品が好きで、応援しています！！更新頑張ってください！！！ (2022年12月18日 18時) (レス) id: 3c2e0a45eb (このIDを非表示/違反報告)
よもぎ杏(プロフ) - ぴぎゃぁぁぁああ涙が止まりません。夢主ちゃんが性格変わっていってしまって、でも二人の幸せをいつまでも祈ってるのが健気すぎて、。昔、自分が言った言葉をルフィが言うのもすごく心に刺さりました。結局、何が正解だったのか...。全員報われて欲しいと思いました。 (2022年12月18日 18時) (レス) @page43 id: 3c2e0a45eb (このIDを非表示/違反報告)
yoku(プロフ) - れいさん» えぇーー！めっちゃ嬉しいです！！夢主ちゃんは私の趣味丸出しです♡気に入っていただけて嬉しいです🙇♀️ありがとうございます！！ (2022年12月13日 8時) (レス) id: 39058f50de (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!せっかくロシィと再会したのにィィィィィ😭（ストーリーも夢主設定もどストライクでめっちゃ好きです！！！応援してます！） (2022年12月12日 23時) (レス) @page38 id: bbe5970608 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yoku | 作成日時：2022年11月22日 16時
