72話 王宮・１階 ページ26
【王宮地下１階(外壁塔)】
ヴィオラside
外壁塔の中をとにかく前へ前へ進んだ。
途中侍の人は探し人がいるということでウィッカを連れて別行動を取ることに。
メキ…メキ…
「ん？」
壁が軋み始める。
これは…まさか！！
ドォォン!!
「うわああーー！」
現れたのは石の化け物…
否、ファミリーの最高幹部！
「最高幹部のピーカよ！気をつけて!!!」
イシイシの実の岩石同化人間であるピーカは実質、石でできたこの王宮丸ごと支配してると言える。
「嘘だろ！！」
「？！壁が！」
ボォンｯと大きな音を立てながら、壁が迫ってくる。
ゴゴゴゴッ
床は波打ち、天井からは石の手が襲ってくる。
それらを避けていると、海賊狩りが前に出た。
カキィンッ!!!
「お前ら、先に行け！」
「わりぃ、ゾロ！任せた!!」
そのやりとりに一瞬不安がよぎる。
「麦わら！彼、本当に大丈夫！？」
「ゾロなら心配ねぇ！何があっても大丈夫!!!」
なんという信頼関係。
私と麦わらは振り返ることなく上を目指した。
・
「ここは１階！ドフラミンゴはもう一つ上よ!!」
階段を一つ登り王宮の１階へ辿り着く。
すると、少し離れた所から大きな爆発音とともに叫び声が聞こえてきた。
「おおおおおッ！！」
「せっかく王宮で降りれたのに！あんなのが待ち伏せとか聞いてねぇよーー!!」
ものすごいスピードでこちらへと向かってくるのは兵隊さんと……
もう一人は……
「逃げるな侵入者!!!くそ、兵隊はわかるがあの金髪の男は誰だ！」
その後ろには幹部のグラディウスが見える。
"あの人"に話しかけたいけど、今はそれどころじゃない！
「麦わら！あそこに兵隊さんが！助けないと！」
「んあ？ほんとだ！よし、待ってろ!!」
麦わらが助けに駆け出したが、兵隊さんと一緒にいた金髪の男が急に止まりグラディウスに向き合う方が早かった。
「あーもうしつけぇなッ!!!…ちょっと寝てろ爆発野郎！」
ドォォンッ！！
その男はグラディウスの腹に凄まじい一発を入れる。
「グハァッ!!!」
血を吐きながら吹っ飛ぶグラディウス。
「よいしょっと……はぁ、ようやく脱げたぜ。この服ダセェんだよな。あ！もうタバコ吸ってもいけるか！？ちょっと一服……ジュボｯ」
ぶっ飛ばした本人は涼しい顔をして煙草に火をつけだした。
間違いない。
「アイツ誰だ？」
兵隊さんを抱えた麦わらが尋ねる。
「ロシナンテ……でしょ？」
何度も彼女から聞いた名前。
A、彼はここに居るのに…
貴方は、どうするの？
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yoku(プロフ) - よもぎ杏さん» 素敵なコメントありがとうございます！！私くし自身も書きながら全員が幸せになれる世界ならいいのに、と思って一人しんみりしております…。これから先の未来も、応援よろしくお願いします！！！ (2022年12月18日 21時) (
レス) id: 39058f50de (このIDを非表示/違反報告)
よもぎ杏(プロフ) - 長くなりましたが、とにかくこの作品が好きで、応援しています！！更新頑張ってください！！！ (2022年12月18日 18時) (レス) id: 3c2e0a45eb (このIDを非表示/違反報告)
よもぎ杏(プロフ) - ぴぎゃぁぁぁああ涙が止まりません。夢主ちゃんが性格変わっていってしまって、でも二人の幸せをいつまでも祈ってるのが健気すぎて、。昔、自分が言った言葉をルフィが言うのもすごく心に刺さりました。結局、何が正解だったのか...。全員報われて欲しいと思いました。 (2022年12月18日 18時) (レス) @page43 id: 3c2e0a45eb (このIDを非表示/違反報告)
yoku(プロフ) - れいさん» えぇーー！めっちゃ嬉しいです！！夢主ちゃんは私の趣味丸出しです♡気に入っていただけて嬉しいです🙇♀️ありがとうございます！！ (2022年12月13日 8時) (レス) id: 39058f50de (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!せっかくロシィと再会したのにィィィィィ😭（ストーリーも夢主設定もどストライクでめっちゃ好きです！！！応援してます！） (2022年12月12日 23時) (レス) @page38 id: bbe5970608 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yoku | 作成日時：2022年11月22日 16時
