僕は君を選んだから

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「山本さんって下の名前なんだっけ？」


「え？わたしですか？、、Aです」


「おっけー！Aちゃんね！よろしく！」


「、、！？！！、、///」



突然下の名前で呼ばれたもんだから

びっくりして顔が熱くなる。


「うわぁあぁあ！！ミスったぁ！！」


そんなわたしのことも知らないで

北山さんはケータイゲームに夢中。



わたし１人テンパってしまって恥ずかしい。



しばらくして次の現場に着いた。

次のお仕事はラジオ収録。

ここでは二階堂さんと一緒になる。


「おっ！ミツ〜！！」

「二階堂、お前珍しくはえーな」

「まあね〜！あ、山本さんこんにちは！」

「あっ、、！こんにちは！」

「ぷぷっ、何でそんな緊張してんの！」

「す、すいませんっ！！」

「昨日なったばっかなんだから仕方ねえだろ。
二階堂、俺もう入るぞー」

「ミツ待ってよー！！」


(ふふ、、なんか兄弟みたい、、///)



２人がわいわいしゃべってるのを見て

楽しみながら無事に収録終了。


「山本さん！どうだったー？ラジオ！」


収録がとても楽しかったのか

嬉しそうな二階堂さん。


「とても面白かったです！！」

「ほんとー？よかったー！！」


「Aちゃん、俺このあと
何もなかったよね？」

「あ、はい！そのはずです！
ちょっと確認しますね！！」


鞄に入ってるスケジュール表を出して

確認しようとすると


「ええええ！？ちょっと待って！？」


驚いた様子の二階堂さん。


「今、ちゃんって！ちゃん付けで！今！」

「別に普通だろ、年下なんだし」

「えー俺もちゃん付けしようかなー」


「ふふ、いいです、、


「だめ。二階堂はだめ」


(？？？、、何で、、？)


「お前はなんか生意気だからなー。
山本さんでいいんだよ」

「いいじゃーん！ミツばっかずるいー」


そのままわちゃわちゃしながら

スタジオを出て行く２人。


北山さんがだめって言ったことが

気になりつつもスタジオを出た。

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