僕は君を選んだから

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「き、北山さ、、///」





状況が読み込めない。







わたしはどうして今




北山さんに抱きしめられてるの、、？








「ーーーーーーさせて、、」








「え、、？」







「もう少しだけこのままでいさせて、、」








ぎゅって







北山さんの腕の力が強くなった。









心臓が飛び出そうなくらい



ドキドキしてて



北山さんに聞こえてしまいそう。






(ど、どうしよう、、！？///)






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そのとき






「ミツー？どこー？」






二階堂さんの声が聞こえた。







その声にはっとして




わたしを離した北山さん。








「ごめん」







そう言って去っていく。






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北山さんの匂いと温もりが




まだ体に残ってて






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「ーーーーーーーーっ////」






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その場にしゃがみこんだ。




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家に帰ってからも


頭の中は北山さんのことでいっぱい。








キスされたときとは違う。






驚きとか気まずさとか


そんなんじゃない。







胸の奥がきゅーって締め付けられる。









この感情はなに？








ほんとの北山さんがわからない。







キスしたり


急に抱きしめたり






そんなことされたら






北山さんしか考えられなくなる。








それなのに熱愛報道は否定しなくて








どうして、、？









すっごくすっごく胸が苦しい。









もしかしてわたし






.









北山さんのことが好きなの、、？


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