僕は君を選んだから

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それから７人は

相変わらず忙しい毎日で。



わたしもスケジュール管理に十分注意しながら

７人を支える日々。



テレビや雑誌関係者の方にもだいぶ顔を

覚えてもらえて、仕事もスムーズに

できるようになってきた。





メンバーさんともだいぶ仲が深まり、



「やまもっちゃん、今日ご飯行かない？」


「え？ご飯ですか？」


「みんなで水炊き食べよー！って」


「行きたいですー！！」



こんなこともしばしば。







でも一つ気になることがあって









それはやけに









北山さんが冷たいこと。









もちろんいつもではなくて






２人で話すときは普通なのに







メンバー全員でいるときとか





他のメンバーと一緒にいるとき







「やまもっちゃん、
これ美味しいからあげるー！」



「え！宮田さん！いいんですか！？
ありがとうございます、、！」



「ねぇ、キタミツも食べたらー？
この差し入れ美味しいよー？」




「いや、俺はパス」





そんな感じでいつもふらーっと

楽屋から出て行ってしまう。





「なんだよーなんか冷たいなぁ」



「なにかあったんですかね、、？」









収録が終わったあと、


自販機の前に１人でいる北山さんを見つけた。





「あ、あのー北山さん」



「ん？どした？」



「メンバーさんと
なにかあったんですか、、？」



「ん？なにが？」



「いや、前は北山さん、もっとメンバーの方と
わいわいしてたっていうか、、その、、、」






「はぁ？」






あきらかに口調が変わった。






「別になんもねぇよ。だいたいこの歳で
わいわいしてるほうがおかしいだろ」





(どうしよ、、怒らせちゃったかな、、？)





「そ、そうですよね、、！！」




おかしいですよねーって

とりあえず笑って合わせてみた。





「いや、ごめん、あたり強かった」





もう帰るわーお疲れって手を振って

そのまま帰ってしまった。





「ほんとにどうしちゃったんだろう、、」



わたしなにかしてしまったのかな、、、？

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