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増田「えっ、ごめ、泣くほど嫌だとは思わなくて！」
貴方「違うんです！嬉しいんです…っ 私だって…ずっと好きだったんですから…！」
増田「！」
あの日、階段から落ちそうになった私を助けてくれた時から今日までずっと。
忘れようと思っても忘れきれなかった。それ程増田さんの存在は私の中で大きかったんだ
貴方「高校の時も、再会してからも、ずっと好きでした…っ、でも私なんか昔から何も変わってないし冴えないままだし増田さんとは釣り合わないって…！」
ボロボロと涙を零しながら訴えると思い切り抱きしめられ驚いて目を見開いた
貴方「ま、増田さん…！？」
増田「すげぇ嬉しいよ。だから自分の事冴えない奴なんて言うなよ」
貴方「！」
増田「ははっ笑、あの時と一緒だな」
後頭部と腰に回された腕に力が入り引き寄せられ、私も恐る恐る増田さんの背中に腕を回した
増田「ずっと思っててくれてありがとうな。なのに俺忘れたりして…本当にごめん」
貴方「いえ…！私も事故の事忘れていましたし…」
増田「でも思い出してくれて嬉しいよ」
貴方「私も…！告白の事思い出してくれて嬉しいです！」
増田「…Aちゃんと再会してからさ、ずっと思ってたんだ。あの事故の日に助けてくれた女の子がAちゃんだったらなって」
貴方「えっ…」
増田「優しくて気遣いの出来るAちゃんを当時の女の子とずっと重ねて見てた。まさか本当に同一人物とは思ってなかったけど…笑」
そう言ってクスッと笑うと体を離し今度は私の目を見て微笑んだ
増田「あの時の女の子がAちゃんで良かった」
貴方「増田さん…っ」
増田「でも助けてくれたのがAちゃんだってわかったから好意を抱いた訳じゃないよ。もう結構前から意識してた」
貴方「ほ、本当に…？」
増田「本当に。事故とか関係なく、Aちゃんだから惹かれたんだ」
少しだけ照れくさそうに笑う彼にまたポロポロと涙がこぼれ落ちた
増田「改めてちゃんと言うね。」
貴方「っ…」
増田「好きです。俺と付き合ってくれませんか？」
貴方「はい…っ」
増田「っしゃ！…ってそんな泣かないでよ！？笑」
貴方「だって…！嬉しくて…っ」
気持ちが通じあうという事がこんなに嬉しいだなんて知らなかった
増田さんは私の涙をそっと指で拭うと優しく微笑んだ
そんな彼に私も涙を止めて微笑み返した
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はっとり(プロフ) - 紅狼鬼さん» 荒らし困りますよね💦そんな風に言って貰えるなんて光栄です、、！今後ともどうぞよろしくお願いします！！ (6月1日 3時) (
レス) id: 623881151d (このIDを非表示/違反報告)
はっとり(プロフ) - iHaruさん» ありがとうございます！嬉しいです😭移行後もぜひよろしくお願いします！ (6月1日 3時) (レス) id: 623881151d (このIDを非表示/違反報告)
紅狼鬼(プロフ) - 初コメ失礼します！私も荒らされて消した過去がありますので…お気持ちわかります。一言だけすみません。……天才でしょ！！いや、もう好き。大好きです！♡ (5月31日 21時) (レス) @page50 id: a604fe2f52 (このIDを非表示/違反報告)
iHaru(プロフ) - 初コメ失礼します。最近見つけたのですが作者様が天才的すぎて…！たまにしか見られませんが移行後も楽しみにしております！ (5月24日 11時) (レス) @page50 id: 26bfa8d96c (このIDを非表示/違反報告)
はっとり(プロフ) - 鈴蘭リンドウさん» ありがとうございます〜！😭移行後も楽しく読んで貰えるように頑張ります！！ (5月21日 1時) (レス) id: 623881151d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はっとり
| 作成日時：2023年1月23日 21時
