検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:717 hit

第2Q ページ3

澪side

今の人凄かったな。


そんなことを考えながら澪はバスケ部の受け付けにきた。


『すみません、入部したいのですか』


受け付けをしていたリコたちにたずねた。


「あっ!はーい。これ紙ね」


『ありがとうございます』


リコから貰った入部届けを書きリコに渡した。


「えーと、マネージャー希望ね。出身は帝光中学なの!?」


突然驚かれびっくりした澪。


『はい、一応帝光中でバスケ部のマネージャーをしていました』


「待ってあなたもしかして黒川澪さん?」


『はい、そうですけど.....』


私のことを知っている方いたんだ。


「よっしゃー!ありがとう。うちに来てくれて」


ものすごい勢いで握手された。


『いえ元からここに入るつもりで来たので』


「そうなの?でも誠凜高校バスケ部って出来たばかりだし......。貴方のような人は強豪校からスカウトあったんじゃないの?」


『それはありましたけど、ここのバスケ部に惹かれたのでお断りしました』


それに私はあの人と約束したの。


日本一になると。


「惹かれたってどういうこと?」


『全中決勝が終わった時に偶然試合を見まして、あんなに楽しそうにバスケをしておられる姿を見てとても羨ましく思ったからです』


昔のことを思い出してしまった澪。


少し悲しく思った。


『...理由は以上です』


「分かったわ。それじゃあ放課後体育館に来てね」


『はい、では失礼します』


椅子をたち颯爽と去っていった。



________________

リコside



「よしあの子で最後ね」


入部届けか集まったので片付けようとするリコ。


「一枚忘れてるっスよ」


小金井が机に置いてあった入部届けに気がつきリコに渡す。


「ありがとう」


リコは渡された入部届けを見た。


.....黒子テツヤくんか...。


あれ?でも、ずっと机番してたのに全く覚えていないんだけど。


「ってこの子も帝光バスケ部出身!?」


「ええっ!マジ」


帝光出身に驚くリコと小金井。


「うわーなんでそんな金の卵の顔忘れたんだ私!!」


ショックを受けるリコであった。

続く お気に入り登録で更新チェックしよう!

最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している



←第1Q



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
3人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:紅茶 | 作成日時:2017年11月13日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。