173話 ページ23
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暗い暗い森の中。
地に広がる赤い海。
佇む小さい男とパンプス履いた男(？)が肉塊を踏み歩いては「違う」とボソボソと発する。
KC「これも違う、これもこれも違う。特徴は？」
Mくん「黒髪に気持ち悪〜い仮面付けてたよ。スラッと背が高くて…」
KC「……それで槍を持ってたと。てんてんが負けるくらいの強さなら実験体のどれかだと思うな。それにこの世にまだ生きている実験体なら1人しかいない。」
負傷し、治療されてMの背に乗っているてんてん。
呼吸が速く辛そうにしている。
KC「てんてんをこんなに傷付けた実験体は殺さなきゃねぇ。」
関係の無い人間の記憶はほぼ無傷。
関係のある人間は酷く消されて違和感を覚えると激痛が走る。
そう組み入れたのは他でもない自分なのだから。
激痛が走っていたただ一人、WT国総統のAという人物。
早々に手出せてよかった。
KC「M、てんてん持ち帰ってズシシに治療させて。俺はA様を沼に引きずり落とすからWT国向かう。」
Mくん「は〜い。」
暗い森の中に巨大な闇を出現させ、中に入っていったMくんとてんてん。
彼らに手を振り、WT国の方を見つめる。
KC「逃げられると思わない方がいいよ。死んでも離さないからね。」
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乾(プロフ) - m and m sさん» コメント誠にありがとうございます🙇♀️ ﾜｰ!!ありがとうございます〜…!!最近多忙なので超ゆっくり更新ですが、頑張ります👍 (2023年2月27日 23時) (
レス) id: 1cb24a78b9 (このIDを非表示/違反報告)
m and m s(プロフ) - 今までで読んできた小説の中で一番面白いです！これからも無理せず頑張ってください！ (2023年2月26日 12時) (レス) id: ee1b1356d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：乾
| 作成日時：2023年1月6日 19時
