171話 ページ21
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きりやん「お久しぶりですねコンタミさん。」
顔を見せずに不気味な仮面を付け、足組んで赤い目がこちらを見ている。
コンタミ「…最後の記憶は？」
きりやん「えーっと…倒れたAを支えに行って、その視界の端っこで自身の心臓にナイフ突き刺してたアンタですかね。」
コンタミ「…はぁ、まさか抵抗されてるとは思ってもいませんでした。記憶の操作で抵抗される事例なんて1つもないので……あー…勘づかれる事はありますけど。」
トントン「お2人面識無いはずですよね、さっきから仰ってる事が本当なら…我々だ国って未来でどうなります？」
問いに、気に食わなかったのか睨みつけてくるきりやん。
困っていると前の方から腕が伸びてくる。
下を見れば自身の主的存在のコンタミの顔。
コンタミ「我々だ国はAに…」
コンタミの手が頬に触れ、冷たい手にびくつく。
我々だ国の未来について答えが出かけた瞬間、
トントンの頬に触れていたコンタミの手が引っ張られて前屈みになってしまう。
コンタミ「おっと…」
きりやん「未来の事はこの時代の人らに話すとAに危害が行っちゃうんで辞めてください。その様子じゃ人体への未来は過去に引き継がれ、人体以外は過去に持って来れないみたいなんで。現に神殿はアンタの手によって破壊されましたよね。」
コンタミ「なんだ…知ってたんですね。」
きりやん「槍で一突き、あの人数を槍で簡単に殺害出来るのは貴方くらいしかこの時代にはいません。それに事前に神殿を潰し、力の無くなった子供達がAに盾突くことも無くなりますし。」
引っ張っていたコンタミの腕を離して主を見下ろした彼。
この彼とコンタミさんが関わってた事実は一切知らん。
なのに、彼らは腹の底まで知っている。
そして言いかけたWT国総統であるAさんが我々だ国に何かしらやってブチブチになったかもしれん。
コンタミ「あー…はは、全部分かってるなら何で接触しようと？あ、さっき俺の飼い主がどんたらこんたらと…」
きりやん「M国の小さくて赤い目をした方、ご存知ですよね。あと熊。」
コンタミ「……はい。M国幹部格の2人ですね。KCとまっちゃんという敵です。熊の方は人を操り、小さい方は自由自在に力を組み込む事が出来ます。そして組み替えられて出来たのが俺です。」
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乾(プロフ) - m and m sさん» コメント誠にありがとうございます🙇♀️ ﾜｰ!!ありがとうございます〜…!!最近多忙なので超ゆっくり更新ですが、頑張ります👍 (2023年2月27日 23時) (
レス) id: 1cb24a78b9 (このIDを非表示/違反報告)
m and m s(プロフ) - 今までで読んできた小説の中で一番面白いです！これからも無理せず頑張ってください！ (2023年2月26日 12時) (レス) id: ee1b1356d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：乾
| 作成日時：2023年1月6日 19時
