165話 ページ15
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兵「お身体が優れない所申し訳ございませんA様。M国よりA様にお会いしたいと申し出ている方がいらっしゃいます。」
「M国？知らない所だな。何用で来ているんだ。」
兵「そ、それが……」
言いづらそうにしている兵にイラつき懐に所持していた剣をBroooockが取り出そうとしている。
それを制止し、兵の方に目を向けて睨みつける。
ビクッと反応し、
言葉を発する。
兵「『総統様の部下がウチの国民を殺しました、その件でお会いしたいです』……と仰っていました…。あと、その仰っていた方はM国幹部格のKCという方です。名は何度か聞いたことがありまして…」
「M国の国民を殺した……？まあ、そのM国といざこざがあったかは知らんが幹部格であるなら応接室に通しなさい。」
心配そうにAの手をニギニギしてくるBroooockの頭を撫でて微笑む。
「いざとなったら守ってくれるんだろう？」
Broooock「そ、そりゃもちろん、だよっ…！」
Nakamu「ちょっと！俺もAの事守れるし！独り占めしないでよ…」
「ではNakamu、少しまだ足元がふらつくんだ。おぶってくれるか？」
Nakamu「え！！あ、当たり前じゃん！Aのお願いだったら何でもするからｯ…」
そんなたわいもない話をしながら軽々とおぶってくれる。
応接室に案内されているであろうM国幹部格のKCとやら。
全く身に覚えは無いし、そう言った報告もない。
ささっと済ませて皆で眠るか。
Nakamuに下ろしてもらい応接室の扉を開け、
中にいる人物に挨拶する。
「WT国総統のA･フューラーだ。今日は何用だろうか。」
赤い赤い目が反射してAを映し出す。
Aが来ると、ふふっと笑いソファから立ち上がった。
Aの方に小柄な身体を向けて話し出す。
KC「お初にお目にかかります、M国幹部をやらせて頂いておりますKCと申します。以後お見知りおきを。」
今まで出会ってこなかった不気味な表情。
後ろからヌッと出てきた熊。
…熊？
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乾(プロフ) - m and m sさん» コメント誠にありがとうございます🙇♀️ ﾜｰ!!ありがとうございます〜…!!最近多忙なので超ゆっくり更新ですが、頑張ります👍 (2023年2月27日 23時) (
レス) id: 1cb24a78b9 (このIDを非表示/違反報告)
m and m s(プロフ) - 今までで読んできた小説の中で一番面白いです！これからも無理せず頑張ってください！ (2023年2月26日 12時) (レス) id: ee1b1356d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：乾
| 作成日時：2023年1月6日 19時
