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佑輔~潤~ ページ10

すぐにニノとリーダーが仕事行って、


暫くしてから相葉くんも仕事に出掛けた。




A「あの、食料品買い出しに行ってきます」



松本「俺も行くよ」



櫻井「俺も行くっ!」



松本「翔くん、夕方から仕事でしょ?少し寝てなよ」



いつも忙しい翔くんが心配だよ。



限界とか辛い眠いとか、そういう泣き言言わない人だし。



櫻井「…わかった」



唇を尖らせて返事をする。



え、なに?



俺なんか悪いこと言ったっけ?





A「私一人で行けますよ?」



…こいつは絶対勘違いしてんな。




翔くんが唇尖らしてんのは一人が寂しい訳じゃねぇよ。



俺の言い方が悪かったんだ。



気遣われるの嫌いだもんな…。



悪いことしちゃったな…。




松本「6人分ったらかなりの量だぞ?いいから行くよ、ほら」



俺はAちゃんの手を握って家を出た。



とりあえず翔くんが休める環境を作りたい一心で。






エントランスまで降りると、Aちゃんの足が止まった。



A「な…んで?仕事…は?」



視線の先を向くと、無精髭で痩けた顔をしてスウェットを着たお兄さん。



俺とタメくらいか?



これが噂の佑輔(元婚約者)ね。





佑輔「…お前こそ、なんで?」



佑輔は俺を睨むように見たあと、繋いである手をじぃっと見て。




エレベーターで離そうとされて、なんでかわかんないけど俺が更に強く握り締め、固く繋がれた手。








松本「…あーどうも、松本と申します。


佑輔さんがひどく傷付けた彼女、俺が拾っちゃいました。


俺が幸せにするんで、もう二度とこいつに手出さないでくださいね」



最後だけ低い声で威圧してみた。



しかし、その効果は一瞬だったようで、



怯んだと思った次の瞬間、



佑輔「またまた、ご冗談を」なんて言いやがった。




潤「いや、本気です。昨日出逢ったばかりだけど、こいつを愛してます」



そう言ってAちゃんの肩を抱き寄せた。



テンパって俺を見るAちゃんを目で制する。



佑輔「そう…ですか…」




潤「後程、彼女の荷物を取りに伺いますんで。


長い間Aがお世話になりました」




軽く頭を下げ、肩を抱いたままエントランスを出た。

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Felice(プロフ) - 続きが楽しみです!!! (2014年7月10日 23時) (レス) id: 3b8a00a1f8 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭 - ヤバイヤバイです!もうすっごくドキドキします!早く続きが読みたいです!大変だと思いますが頑張ってください(*´ω`*) (2014年6月16日 6時) (レス) id: e20565e897 (このIDを非表示/違反報告)
はる@ - 唐揚げ好きの相葉ちゃんには唐揚げを食べられたことがよっぽどショックだったんでしょうね(笑)でもそれで、手を繋げるなんて、いくらでも唐揚げ作っちゃいます!!あの大きな手でギュッとされたら、心臓止まるかもしれないですww (2014年5月31日 20時) (レス) id: d5eb7639f0 (このIDを非表示/違反報告)
はる@ - maさん» いえいえ!!私がはただ、この小説がおもしろくて大好きだから、続きを楽しみにしているだけです♪また、読めるようになって嬉しいです(*≧∀≦*)この小説でキュンキュンさせてください(笑)これからは、できるだけコメントします!! (2014年5月19日 21時) (レス) id: d5eb7639f0 (このIDを非表示/違反報告)
ma(プロフ) - はる@さん» はる@さんお久しぶりです。ご無沙汰してすみませんでした<(_ _*)>優しい言葉までかけていただいて…感無量です(´;ω;`) (2014年5月19日 15時) (レス) id: f0b8f237c3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ma | 作成日時:2014年4月3日 2時

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