【マサイ】コーヒーの香りに包まれて2【Fischer's】

撮影準備 ページ14

マサイくんがドアの鍵を開けに玄関に行った。
直後に

｢ぶーーーん！！｣

と言いながら入ってきた絹張さんと目が合う。
一瞬あっ、、っていう顔をして飛行機のように広げていた腕を静かに下ろした。
そんな絹張さんの後ろから二人分の笑い声が聞こえてくる。

｢おーまーえーさーー！！Aさんいるなら言えよなぁ！！俺馬鹿丸出しじゃねぇか！｣

｢いや、マサイ悪くないでしょ笑｣

そう言いながらモトキさんが入ってくる。

｢Aさんごめんねこいつがうるさくて。｣

と冗談交じりに謝罪をしてくるから、とても面白かったと笑いながら伝える。

｢よっしゃ！！切り替えて撮影するか！｣

その一声でマサイくんとモトキさんがカメラやらパソコンやらを机の上にセットしていく。
絹張さんは飲み物の準備をしていた。
私にもなにか出来ることはないかと思い、絹張さんのドリンク作りを手伝うことにして、キッチンへ入る。

｢生放送って、どんなこといつも話すんですか？｣

そう聞きながらグラスに氷を入れる。

｢んー。ウオタミさんがコメントしてくれるからそれについて話したり、、？笑あとはこれからのことについて少し宣伝とかする感じっすね！｣

なるほど、、と呟いて、飲み物の入ったグラスを机に運ぶ。

next…

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