更生・再生【不動明王】Chapter２ (ページ44)

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「よし！次はあっちの店行くよ！」

「「「･･･。」」」

「ちょっとー！遅いと先、行くからね！」

「いらっしゃいませ」

あたしが入ったお店は靴屋。

「！」

自動ドアがウィーンと開いて、真っ先に目に入った

「よし！次はあっちの店行くよ！」

「「「･･･。」」」

「先行っちゃうけど？」

「いいよ、俺たちゆっくり行くから」

佐久間が手をひらひらとあっち行けみたいな感じで振っている

あたしが入ったお店は靴屋。

「！」

自動ドアがウィーンと開いて、真っ先に目に入った

「いらっしゃいませ」

外に並べてあったサンダルが可愛くて思わず立ち寄ったのだが

「！」

そして、靴よりも、何よりも目に入ったのは

「･･･ぁ」

そうだった、たった数時間前考えていたことが

現実になって視界に入る。

「ねぇねぇ、どっちがいいかな。白と水色。どっちが似合うと思う？」

「好きなもん、選べよ」

「えー、だって、どっちも可愛いんだもん。
私１人じゃ、決められないから一緒に選ぼう！ね？」