夢物語-Delusion Story- (ページ9)

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「っ！何故藍宗主が！」

「うちの子たちが限界らしくてね。
このままでは"福"がこないから私と忘機が参加させて貰ったんだ」

「あいつは参加出来ないんじゃないのか」

「Aがお面を取るか捕まえたらいいと言ってくれてね」

「姐さん余計なことを」

「さぁ、江宗主。"鬼退治"をしようか」

「藍湛！なんでここに！」

「姐上がお面を取るか捕まえたらいいと言ってくれた」

「おお！流石姐さん！」

「だから魏嬰を捕まえる」

「そう簡単に捕まるつもりはないぞ！
今日は屋根の上じゃないところで"鬼ごっこ"だな」

「うん」

「もう少しで終わりか。阿澄どうなったかな」

「"退治"させてもらったよ」

「曦臣」

「忘機の方はまだ苦戦してるらしいけどね」

「もう少しで一刻」

「時間がないね」

「諦める？」

「まさか」

「一刻です！集まってください！」

「おい！江澄！なにお面取られてるんだ！！」

「うるさい！お前だって捕まってるじゃないか！！」

「ギリギリで捕まっちまったんだ！！」

「なら、私に感謝してよね」

「「姐さん！！」」

「すごく危なかったんだから！
あと少し思追の声が遅かったら取られてたんだからね！」

「もう少しだったんだけどね。
でも、これだとうちに"福"はこないね」

「大丈夫でしょ。"福"はこないかもしれないけど"禍"もこないよ。」

「なぜだい？」

「だって３人中１人だけ残ったけど半分以上は倒した事になるし、もしその１体分の"禍"が起きても私と阿嬰が今度は味方だから力を貸すよ」

「あぁ！任せろ！！」

「ふふ。なら大丈夫かもしれないね」

「それじゃ皆でこの大量にぶちまけた豆を拾おうか。藍先生に見つかるま

「な、なんだこれは！！！！！！」

「・・・見っかっちゃった」

「今すぐ拾えーーーー！！！！」

「それでこの豆はどうするんだい？」

「自分の歳の数だけ食べて幸せを祈る事になってるよ」

「なら、藍先生は大変だな」

ギロッ

「あーあ、言わんこっちゃない」

オマケ

「江氏でも"せつぶん"をやることになった」

「へぇそうか！誰が鬼なんだ？」

「・・・姐さん、魏無羨頼む」

「えっ？てことは

「父上と母上は"福を招く"側だ」

「「藍/曦臣と藍湛/忘機も連れていこう」」