【募集企画】東方幻想記録物語 23巻 (ページ41)

今日:12 hit、昨日:6 hit、合計:4,782 hit

幻想入りしてすぐ異変を起こす少女2人組　リー・スノークロック&加藤清葉ページ41

「…どこ、ここ。清葉、ここがどんな場所か分かる」
「分かりません！私も始めて来ましたし…」

またもや幻想入りしてきた少女2人組はリー・スノークロック、加藤清葉。一般人に見えるが、実は2人とも神である。そして、リーは「無条件にありとあらゆるものを書き換える程度の能力」、清葉は「無条件に全てを操る程度の能力」というほぼチート能力の持ち主である。

「…って、何なのこれ。白黒だし雪も降ってる。所々グリッチになってるけど私と清葉は影響を受けない様に書き換えて…っと」
「ここは幻想郷という場所みたいです。そして、これは幻想郷名物(？)の異変みたいですね。今は異変祭りが起きてるみたいです」

どこから聞き出してきたのか、清葉がリーに伝えた。
そして、2人は「幻想化幻想異変」の影響を初めから受けていないらしい。

「そう。それじゃあ、私たちも起こしましょうか。」

あ、首謀者だからか。

「いいですね！どんなのにします？」
「私の能力を使って、この幻想郷にいる人物4人の存在を書き換えるの。」
「書き換える人物は…？」
「レミリア・スカーレット、風見幽香、中原優夜、雪村誠ね。」
「面白そうですね！私に出来ることはありますか？
」
「そうね…ここの空間を操って、私たちが見えない様にしてちょうだい」
「畏まりました！」

そう言うと清葉は指から見えない程の糸を出して四方八方に張り巡らせると、呪文のような物を唱えた。
すると、2人の姿がすっと消え、透明になった訳ではないのだが2人の姿は周りから見えなくなった。

「終わりました！」
「ありがとう。それじゃあ行くわよ」
「はい！」

「はぁっ！！」

………と言うと、リーは手を振った。すると、リーの手から赤い光が発生し、その光は4人の元へ向かい…

「風見、幽香…？誰ですか、それ…」
「えっ！？」

「レミリア・スカーレット…そんな人いないぞ」
「あら…？」

「中原優夜？そんな奴、うちの組織にいたっけねぇ
…」
「は！？」

「雪村誠さん…ごめんなさい、分からないです」
「え…」

風見幽香、レミリア・スカーレット、中原優夜、雪村誠の4人の記憶が、特定の人物を覗いた人々の記憶から消えてしまった。

「大成功ですね！…って、あれ？」
「う゛っ…」
「り、リー様ぁぁぁぁぁぁ！！…そっか、リー様の能力のデメリットは使用後暫くの気絶…じゃあ、少しでも早く起きるよう未来を操って…この異変に名をつけるなら…

…「生命幻想無存異変」？」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
5つ目の異変、「生命幻想無存異変」開幕です。