凸凹カップル

39(橙) ページ39

…









「 ん… 」









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小さなうめき声が聞こえてベッドに
寝ている彼女の方を見る­









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西「 …A？ 」









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Aが倒れたときは驚いた









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具合が悪いとは聞いていたけど
少しだけ、としか言わなくて








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もっとちゃんと見ておけば良かったな









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なんて後悔したり









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額に冷えピタを貼って頬がほんのり赤くなっているA









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西「 分かるか？ 」



「 …ここ、どこ？ 」



西「 家 」









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保健室に運んだがAの熱があまりにもひどくて
両親がどちらもいないため俺も一緒に帰らせてもらった









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案外しっかりしているAのおかげで
冷えピタなども家にあって









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「 隆弘…のど乾いた… 」









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Aがそう言ったので俺はスポドリを取りに行く









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ゆっくりとAを起こして飲ませる









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「 ん…ありがと… 」









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意外としっかり話せているようだ









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「 たか… 」



西「 …ん？ 」









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不意打ちのたか呼びは結構心臓に悪い









…­­­­­­­­­­­­­­­­

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