凸凹カップル

38(紫) ページ38

­…









ガシャンッ！！









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午前の授業が終わって昼休みになった頃








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教室の後ろ側で大きな音がした








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実「 え？ 」









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私が驚いた直後









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西「 A…！ 」









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西島くんがAの名前を叫ぶ声が聞こえた









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騒ぎになっている方を見ればAが倒れていた









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­­­­­­­­実「 A！？ 」









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やっぱり、朝から具合悪かったから…っ









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あまり具合が悪いところを­­見たことがなくて
いざとなると不安になる









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お父さんのことも聞いたことがあるけど
取り乱したりはせずに落ち着いて話していた









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だから泣いているところなどはあまり見たことがない









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ましてや体調を崩して倒れたなんて初めてだ









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実「 西島くん…！Aはっ 」



西「 …すごい熱 」



日「 実彩子、Aの荷物用意して 」



実「 あっ…うん 」









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すぐにバッグの中に荷物を詰めこむ









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西島くんはAを抱きかかえた









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そしてそのまま保健室にみんなで向かった









…­­­­­­­

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