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「A!!何妄想してんの!!」



「…っ、間違えた」



「間違えたって何よ」



「いや、その『好き』の件に関して考えようと思ったんだけど、何故か妄想しちゃってて…」



無意識って怖い…。



気づいたら、妄想しちゃってるんでもん。



でも、今回の玉森くんなかなか可愛かった。




いつもは、ツンツンしてるのに、今回はデレというよりも、弱めな玉ちゃんだった…。




可愛かった。



宮田くんが俺様で、玉森くんがそれに従うっていう、いつもと逆パターン…ありだな。



今度妄想しようっと…。




「もう!!A!!また違う世界いってるでしょ!!」



「…っと、まただ」



オタクは、簡単に妄想の世界に言っちゃうから大変。



気をつけなきゃ。



…って、それよりも!!



「どうしよう!!好きって何!?」



「知らないわよ。でも、宮田くんは何でそんな勘違いを?」



「…私にも分からないよ」



「Aが、魔性の女だったんて…私にも分からなかった」



「ま、魔性の女って…」



男を弄んだり、惚れさせたり、オタクの私に出来るわけないじゃない!!



でも、何で宮田くんはそんな勘違いを…?



チラッと宮田くんを見れば、楽しそうにみんなとおしゃべりしてた。



謎は深まるばかり…。

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作者名:みっ。 | 作成日時:2017年9月14日 23時

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