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「だから、藍川さんも自分の本当の気持ちとしっかり向き合ってみて?そうすれば、きっと大丈夫」
「宮田も、藍川さんの気持ち、絶対分かってくれるから。だから、まずは自分か自分の気持ちを知らないとね」
3人からアドバイスを受け、私の心は何だか軽くなった気がした。
…確かに、今まで宮田くんには玉森くんっていう概念が頭から抜けなくて、自分の気持ちをセーブしていた部分があった気がする。
心のどこかで、宮田くんに相応しいのは、玉森くんだって。
そうして、自分の気持ちに蓋をしていたような。
藤ヶ谷くんの言っていた通り、私は臆病になっていたんだと思う。
恋をするということに。
宮田くんのことが好きだと気づくと、心にあったモヤモヤが吹っ飛んで、清々しい気持ちになった。
…明日、宮田くんに謝ろう。
それで、ちゃんと私の気持ちを伝えるんだ。
宮田くんの気持ちがどうであれ、私は宮田くんのことが好きだって。
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作者名:みっ。 | 作成日時:2017年9月14日 23時