検索窓
今日:7 hit、昨日:0 hit、合計:18,143 hit

33 ページ33

「ううん。とっても素敵。それ、そのままキスシーンに使っちゃおう」



「え?」



「理想のキスをされる時、藍川さんは王子様にどんな表情をする?どんな表情を王子様に見せてあげたい?それをそのまま、演技として表して欲しいの」



「そのまま…」



「それが、藍川さんの演じたいキスシーンになると思うよ」



楠木さんの言葉はとても説得力があって。



恋愛未経験の私でも、出来るかもしれないと思わせてくれた。



本当のキスだってしたことが無いけど、今まで妄想しかしてこなかったけど。



きっとできる。



ううん、やってみせる。



「楠木さん、私、頑張る」



「うん!一緒に最高のものにしようね」



よし、頑張ろう。



明日から、また宮田くんとたくさん練習しよう。

34-俊哉side-→←32



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (45 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
200人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みっ。 | 作成日時:2017年9月14日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。