4~俊哉side~ ページ4
「とりあえず、友達にでもなってこいよ」
「え?」
「あっちだって仲良くしたいと思ってんだから、お前を好きになってくれる人…今後現れないかもよ?」
…確かに。
今まで、モテ期というものを味わったことは無い。
まぁ、そこまで味わおうとも思わなかったけど。
俺は、2次元があるだけで幸せだったから。
今は、玉もいるから幸せだけど。
でも、現実のリア充を楽しむのも悪くないかもしれない。
「俺、藍川さんと友達になってくる!」
「よし!行ってこい鼻!」
…ってなわけで、友達になろうと藍川さんの元へ向かったはいいけど。
普通、好きな人に友達になろうって言われたら…喜ぶよね?
藍川さん、何故か戸惑ってるんですけど…。
とりあえずよろしくって握手を交わしたはいいけど。
何かが明らかに違う気がする〜!!
藍川さんと仲間(?)になり、玉の所へ戻る。
「玉…藍川さんは俺のこと好きじゃないと思う」
「何で?」
「だって、普通友達になろうって言われたら喜ぶよね?!戸惑ってたよ!?」
「照れてたんだよ、それは。藍川さんポーカーフェイスなんだよ、うん」
…そ、そうかなあ?
そうは思いながらも、この日から俺は藍川さんを目で追うようになっていた。
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作者名:みっ。 | 作成日時:2017年9月14日 23時