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「きっとそうだと思う」



と、優しく微笑む藤ヶ谷くんと、



「よし、みんな藍川さんみたいにもっと役に入り込めよ!」



熱血北山くん。



視線を感じてその方へ向くと、楠木さんと目が合って。



口パクで、「ありがとう」と言われた。



その後に向けられた笑顔はとても優しくて、何だか、藤ヶ谷くんと雰囲気が似てる気がした。



…やっぱり、付き合ってると雰囲気まで似てくるのかな?



素敵なカップルだな〜。



その後も、藤ヶ谷くんと楠木さんは台本とみんなの練習を交互見ながら修正を入れ、少しずつ形を作っていった。



2人とも息ピッタリ。



その2人にまるで合いの手を入れるかのようにすっぽりと収まる北山くんの言葉。



それにみんなが反応して、どんどん団結力が高まる。



…いいな、こういうの。



「じゃあ、今日はここまで!明日はシーンごとに動きも含めてやっていくから」



そう言って、今日の練習はお開きになった。



「藍川さん」



「宮田くん、お疲れ様」



「今日も…」



「うん、練習しよっか」



宮田くんに誘われ、居残り練習をすることに。

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作者名:みっ。 | 作成日時:2017年9月14日 23時

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