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「玉〜♡」
「うるさい鼻」
「ゆうく〜ん♡」
「…触るな鼻」
うん、今日もたまらない。
最高ですよ、宮玉。
私、藍川Aの日常は、この2人を見て楽しむことだ。
私は、世の中でいう『腐女子』というものに属している。
そんな私にとって、色白イケメンの玉森くんと、優しい宮田くんは、最高の妄想材料。
時々出てくる玉森くんのデレにはたまらなく興奮する。
学校では見せない表情も、二人きりの時には見せているんだろうな〜って、毎日妄想が止まらない。
…宮田くん、玉森くんのこと大好きだからきっと激しいんだろうな。
って、いけないいけない、ここは学校。
緩んだ顔を必死に戻す。
「A、また妄想してたでしょ?にやけてたよ?(笑)」
「優子(ユウコ)見てたの?恥ずかしい」
優子は、私のオタ友。
優子はいわゆる歴女ってやつ。
まぁ、私たちはこんな感じでオタオタ全開でやってるから、他に友達はいない。
けど、それで十分なの。
美味しい妄想材料が、こんなに間近にあるんだもん!!
毎日が幸せだよ。
でも、何だか、最近よく宮田くんと目が合う気がする。
もしかして…私が宮玉で妄想してるのがバレた?!
…だとしたらどうしよう。
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作者名:みっ。 | 作成日時:2017年9月14日 23時