検索窓
今日:28 hit、昨日:0 hit、合計:18,164 hit

1 ページ1

「玉〜♡」



「うるさい鼻」



「ゆうく〜ん♡」



「…触るな鼻」



うん、今日もたまらない。



最高ですよ、宮玉。



私、藍川Aの日常は、この2人を見て楽しむことだ。



私は、世の中でいう『腐女子』というものに属している。


そんな私にとって、色白イケメンの玉森くんと、優しい宮田くんは、最高の妄想材料。



時々出てくる玉森くんのデレにはたまらなく興奮する。



学校では見せない表情も、二人きりの時には見せているんだろうな〜って、毎日妄想が止まらない。



…宮田くん、玉森くんのこと大好きだからきっと激しいんだろうな。



って、いけないいけない、ここは学校。



緩んだ顔を必死に戻す。



「A、また妄想してたでしょ?にやけてたよ?(笑)」



「優子(ユウコ)見てたの?恥ずかしい」



優子は、私のオタ友。



優子はいわゆる歴女ってやつ。



まぁ、私たちはこんな感じでオタオタ全開でやってるから、他に友達はいない。



けど、それで十分なの。



美味しい妄想材料が、こんなに間近にあるんだもん!!



毎日が幸せだよ。



でも、何だか、最近よく宮田くんと目が合う気がする。



もしかして…私が宮玉で妄想してるのがバレた?!



…だとしたらどうしよう。

2→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (45 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
200人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みっ。 | 作成日時:2017年9月14日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。