守沢千秋『ホラー映画』 ページ6
幼なじみ設定。
ソファーに二人並んで、映画を見る。
「…うあっっ！！！！」
『ちょっと、びっくりしすぎ』
…そんなにくっつかれると困るんだけど…。
千秋は何も気にしてないかもしれないけど、私は…。
もう、何でこんなことに…。
ピンポーン
『は〜い』
「これ、見よう」
突然家に訪れてきた守沢千秋は、ホラー映画のDVDを私に突きつける。
『ホラー映画…？千秋、ホラー苦手でしょ？なんで』
「克服したいんだ！」
『えぇ…じゃあ一人で見てよ』
「それはまだハードルが高い…」
…”幼なじみ”だから、誘いやすいんだろうな。
『…はいはい』
「いいのかっ！？」
…そして今に至る。
「ムッ無理だ」
千秋はリモコンを手に取ると、テレビを消す。
『えっ？今からがいいところだったのに』
「だから消したんだ！」
ホラー克服はまだ早かったみたいだね？
『…じゃあ、離れて』
「もっ、もう少し待ってくれ！まだ怖いから」
そう言って、私の腕に抱きつく力を強める。
…もう無理。
『ばか！』
腹が立って仕方がなかった。この人、絶対私のこと女の子だって意識してない！
他の女の子だとめちゃくちゃ意識するのに！
たしかに私は千秋にとってただの”幼なじみ”かもしれないけど…っ。
千秋の両頬を持ち、無理やり顔をこっちに向けて、キスをする。
驚いた顔をする千秋…でも、その顔はだんだん…色気を帯びていく。
『…っ』
なに、この感じ…手に力が入らない。
代わりに、千秋が私の後頭部に手を回し、私をソファーに押し倒す。
『んんっ』
千秋の肩を押す。
『っ、はぁ…なに、なんでっ』
息が整わない。
「Aのせいだろう」
『えっ？…私は…千秋が私のこと意識しないから、ムカついて…っ』
だめ、泣きそう…。
「…泣くな…俺まで悲しくなるだろ？」
優しく、涙をぬぐってくれる。
『っ、だって…ちあきが、』
「…お前のこと、意識してないと…押し倒したりしないぞ」
『…っ！』
「大好きだ」
もう一度、唇を重ねる。
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かなで(プロフ) - 美月さん» 細かくリクエストありがとうございます！！！かなり遅くなるかもしれませんが頑張りますね！ (2020年6月26日 0時) (
レス) id: fe351c6673 (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - 月永レオくんのは、幼い頃からずっと(革命時も)レオくんの隣にいて支えてる幼なじみの設定でお願いします! (2020年6月25日 22時) (レス) id: 001893ea4c (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - 月永レオくんのお話と瀬名泉さんが彼女を溺愛してる話が呼んでみたいです!! (2020年6月25日 21時) (レス) id: 001893ea4c (このIDを非表示/違反報告)
かなで(プロフ) - タナカさん» リクエストありがとうございます！今書いてるのを投稿し終えたらすぐに書き始めますね！ (2020年6月25日 15時) (レス) id: fe351c6673 (このIDを非表示/違反報告)
タナカ - 大神晃牙くんお願いします！！ (2020年6月24日 23時) (レス) id: 966fc687b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かなで | 作成日時：2019年8月10日 18時
