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ぬぁん … ページ10

「仕方ねぇなァ…おいお前、名前は何だ」
「ひっ…そ、ソウタ……」
『ソウタ君ね、其れじゃあ…ソウタ君のお父さ〜ん、お母さ〜ん何処ですか〜…』
と、棒読みで言えばエイトフットはおいおい…と言う様な目でルーファを見ていたがルーファは気にせずにしていた。






「あっ、ソウタ!!!!」
「ママぁ!!」
アリエルのプレイグラウンドへ行くとキャストに泣きながら話している女性を見つけ、真逆と思いルーファはあの、と声を掛ければ其の女性はソウタの名を呼び抱き着いた。

「何処に行ってたの!」
「御免なさい…でも、此の優しいお姉さんとお兄さんがママとパパの所に連れてきてくれたんだ!」
と、ソウタがソウタの母親は2人を見て頭を下げ有難う御座います…!と御礼を言い、去って行った


『……』
「…まぁ、なんつーか…礼を言われんのに悪い気はしねぇな、」
『…そう、ですね』
ルーファは家族が見えなくなるまで終始放心していた。







『…エイトフットさん、お昼は確かに何処でも良いって言いましたけど…何でこんな人が多くて、混んでる所にしたんですか……』
時刻はお昼頃、エイトフットに連れて行かれた場所の名はセイリングデイ・ブッフェと言うブッフェ系統のレストランでとても混んでいるレストランに連れて来られたのだ。

「まァ、良いだろ其れに…そろそろ彼奴らも来る時間だろうからなァ」
彼奴ら…?と、聞こうとした瞬間突如としてレストラン内が騒がしくなった。
其の1番騒がしくなった場所をチラリと覗き見れば、見知った顔。

「其れでは此れから私達が直接皆様のお側へと参ります、どれだけ皆様が私達ヴィランズの世界を御理解なさっているのかお聞かせください。」
「運が良ければ皆さんも私達と同じヴィランの仲間になることが出来る…かもしれません、合言葉はハッピーハロウィン、ハッピーヴィランズだよ。」
「其れでは皆、リサーチ開始!」
『ぇ、は……ちょ、エイトフットさん…どう言う事ですか、此れ…!』
と、エイトフットにしか聞こえない声で言うとエイトフットは鼻で笑った。

「どう言う事だって?見りゃあ分かるだろ、俺達はあの活動以外にも此処でも活動してんだよ」
『其れは…自分の方でもやってたので知ってますけど…』
其処でルーファはハッとした。

『…まさか、皆さんに自分達が帰れるようにVさんを説得してくれって頼む為に此処に来た、何て事は無いですよね…?』



◈文字数で次話

ん"なっ ! ?→←ぬ " ぁ ―



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作者名:たにしちゃ | 作成日時:2022年11月17日 20時

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