〚ヴィランズ手下〛マスターヴィランに捨てられた黒猫 (ページ21)

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う"にゃ ! ? ページ21

はっ、と目を覚ませば見慣れない天井に感覚慣れしないベッド。
時計の針は朝の6時を指していた。

『…。』
嫌な夢を見た気がするが、どうも思い出せない。
…と、言うか思い出せたとしても、思い出したくない、そんな気がした。
だから、自分が見た夢の模索は辞め少し伸びをしながら起きる。
瞬間、自分の部屋のドアがバーン!!と、大きな音を立て開いた為、ビクリと肩が跳ね上がった。

「ルーファチャ～ン,起きてるか～い??」
『…何処をどう見ても、起きてますよ。』
あッ、確かにそうだネｯ☆と、朝からテンションの高いゴースさんに自分は少々イラッとした。

『…と、言うか何でゴースさんが自分の部屋に?』
「今日,ルーファチャンを起こすのはダルメシアクンだったんダケド～…当の本人はまだ夢の中だしｨ～?仕方無く,オレが起こしに来たってわ～けッ☆」
『そうなんですね、じゃあ自分はもう起きてるのでゴースさんの仕事も此れで終わりですね、其れじゃさっさと出て行ってください。』
と、キッパリと言えばゴースは態とらしく肩を落とし、

「えぇ～ﾝ…あ!そうだ,1つ言おうと思ってたんダケド,ブイが朝食食べたら地下のダンスルームに来て,だってサ～」
それじゃアね～,と言い姿を消したゴース。
…朝から騒がしいゴーストだ、と思いながら身支度をし始め、朝食を食べに食堂へと足を運んだ。