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「中華だとここが一番のオススメだよ。」
そう言って連れてきてくれたのは、ホテルの最上階にあるレストラン。
「色々頼んでシェアしよー。」
「うんっ。」
たまちゃんにお任せすると色んな中華料理が運ばれて来た。
たまちゃんは大きな海老が乗った炒飯を一目散にお皿に盛っていて、それがあまりにも子供らしくて可愛いと思ってしまった。
「ここの小籠包、凄く美味しいよ。」
「私、小籠包大好きっ。」
「俺もー。」
裕太くんってどんなものでも本当に美味しそうに食べるなぁっていつも思う。
ミツはお肉とか好きなものだと感情爆発させるけど、嫌いなものはすぐに顔に出るし。
渉くんは料理人なだけあって、静かに味わってなにか分析してるように見えるし、みんなそれぞれ面白い。
食事の後はまた手を繋いでブラブラとショッピングを楽しんだ。
私に洋服をプレゼントしてくれるといい、一緒にあれこれ選んで無理矢理試着をさせられたりもしたけれど、それがすごくデートっぽくて楽しくて緊張なんか何処かへ行ってしまった。
そして最後にたどり着いたのは観覧車。
「すごーい！真下から見ると、こんなに大きいんだぁ。」
「高いとこ大丈夫？」
「ジェットコースターとか早いのは大好きだけど、高いとこはそんなに得意じゃないかも。」
「え、なにそれ。大丈夫なの？」
「ふふふっ。だって乗ってみたかったんだもん！」
数十分並ぶと、ようやく私たちの順番がやってきた。
「足元気をつけてね。」
「うん。」
先に乗り込んだ裕太くんのエスコートで無事にゴンドラに乗って、私たちは向かい合って座った。
「いい感じに暗くなってきたから、真上から見たら綺麗だろうねー。」
「うん。わくわくするー！」
ゆっくりゆっくり上昇するゴンドラの窓から張り付くように外の景色を見ていた時だった。
「ねえ、A。」
「なーにー？」
「はい、これ。初デート記念にプレゼント。」
「えっ、私に？だって、これ……。」
私の手のひらにちょこんと乗せられたのは、さっき寄ったハイブランドのお店のギフトボックスだった。
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にかみつば(プロフ) - ぺこさん» コメントありがとうございます。キスマイのマネージャーさんやまわりに関西弁の方が多く、横尾さんもよく関西弁をつかってますよ(^-^)私は可愛いなぁと思いながらテレビで観てます！ (2021年5月28日 3時) (
レス) id: a0721de2a5 (このIDを非表示/違反報告)
ぺこ(プロフ) - たまに横尾さんが関西弁になってるのが多々あるので気になります。 (2021年5月28日 1時) (レス) id: 9baa58e5fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にかみつば
| 作成日時：2021年5月25日 23時
