AUとかの短編集！

本当は貴方が好きだった　エライン※☆ ページ13

くるくると変わる瞳。虹色に染まった頬。愛くるしい笑顔。

オレは、そんなインクが好きだった。
でも、オレはAUの破壊者。インクはAUの守護者。絶対に結ばれない運命。

第一、オレは接触恐怖症だ。付き合えたとして普通には過ごせない。

ただ…インクが一度だけ、『好き』だと言ってきた。びっくりしたが嬉しかった。でも、オレは『嫌い』と言ってしまった。
恥ずかしかったから…。それからインクとはまた何事もなかったかのように敵同士の関係に戻った。

アイツの事だからもう忘れてるだろうな。

でも…もしあの時…オレも好きだと言っていたら…お前は今…オレの前で倒れていなかったのか？


ｴﾗ「インク！インク！」

ｲﾝ「ｶﾊｯ エラー。ごめんね。僕もう駄目みたい…。ははっ…」

いつもの様に笑っていたが、悲しい笑顔だった。

ｴﾗ「お前は死なないんじゃなかったのか？どうして…」

ｲﾝ「ソウルレス何だけど…。アイツの“ケツイ”には勝てなかったみたい…」

もうこの世界にはオレ達しかいない。闇の帝王も快楽殺人鬼もオリジナルさえもいない。みんなアイツに…プレイヤーに“破壊”された…

ｲﾝ「アイツが来る。もう駄目かな…」

ｴﾗ「大丈夫。オレも一緒だ…」

インクの頬に触れる。もうバグらなくなっていた。

ｺﾂ ｺﾂ

ｲﾝ「ねぇエラー。好きだよ…」

ﾌﾞﾝｯ

ｴﾗ「あぁ…オレもだ…」











世界が壊れる音がした

○○しないと出られない部屋シリーズ ナイクロ ※→←え…

ラッキーカラー

あずきいろ

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