はまにーはまれーはまにーはまれー(重低音) ページ12
今日はヨコハマに来ております！なぜかとゆーと！
「よぉ、遅かったじゃねぇか」
「遅くないよ！左馬刻が早すぎなだけ〜！」
そう、左馬刻に会いに来たのです！
左馬刻も今日はヤクザモードがオフなのか服装がいつもと違ってラフだ。
「まぁそれもそうか、それより早く行くぞ」
「今日はじゅーととりおー居ないんだね〜」
「今日は二人来ないって昨日言っておいただろ」
あり、そうだっけ、忘れた。
「んー、でもでも、二人が来ないって前日に言ってても当日来てみたら二人ともいたっていう日が結構あるもーん」
ヤクザの言うことは嘘だといういい例だ。
「あいつら俺がお前と出かけるってあいつらに行ったら死んでも用事なんて別の日にずらすからな」
なんか聞いてはいけないことを聞いた気がする。
聞かなかったことにしよーっと。
「それより今日はクレープ奢ってくれるんでしょ！」
「わぁってるよ、それよりお前…」
左馬刻はそういうと私の目をがんみしてきた。しかも結構眼光が鋭い。
ヤクザの目ってこわいよね。
「最近無理してねぇだろうな、隈すごいことになってんぞ」
「あっははー、してないしてないだいじょーび。それよりはやくいこー？左馬刻」
「ん、まぁいいか、A、今週はなにあった」
毎週末左馬刻はこうやって私の話を聞いてくれる。あと、ついでと言って何かしらを奢ってくれる。(私的には奢ってもらうことのほうが本題になりつつある)
たまになかなか会えないときもあるけど、そういうときは欠かさず電話をしてくる。
多分だけど寂雷の次に過保護なのは左馬刻。
「んー？今週はねー、一二三と独歩と寂雷とご飯食べた！寂雷がもっと食べろもっと食べろって騒がしくてね、独歩なんて湯気の上がってるご飯を見るのが久しぶりだって言うんだよ？あの社畜さんもうちょっと健康的な生活送ったほうがいいと思う」
左馬刻は隣でちょっと笑いながら相槌をうってる。優しい顔した左馬刻ってすごい破壊力。
「あとねあとね、寂雷がご飯増やそっかって言って…本当信じられない、今ですらきついのに…そのくせ寂雷は全然食べないんだもんね、寂雷だけずるいよ…」
左馬刻は隣で豪快に笑ってる。優しさのかけらもない。まぁ寂雷が無理強いはしないってわかってるからのことではあると思うけど。いや、もしそうじゃなかったら左馬刻嫌い。
「ま、無理のないペースで、だな」
こんな話をするだけで何故か嬉しそうな顔をする左馬刻、やっぱり好きだ。
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ゆっぴ(プロフ) - ありがとうございます！こんな作品を見つけて下さって褒めて下さって…感激です！亀以外更新ではありますが…これからも頑張りますね！ (2020年11月27日 22時) (
レス) id: 7ff6de5a8e (このIDを非表示/違反報告)
桜 - とっっっても！！！面白かったです！！！亀更新でも大丈夫です！続き楽しみにしています！ (2020年11月27日 21時) (レス) id: 652322b724 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぴ(プロフ) - わざわざありがとうございます！とても嬉しいです！！ (2020年11月9日 16時) (レス) id: 7ff6de5a8e (このIDを非表示/違反報告)
ひょぉ！(プロフ) - ゆっぴさん！コメントやリクエストありがとうございました\(//∇//)\お話読ませていただきました！とても面白かったです(^○^) (2020年11月9日 7時) (レス) id: 0b08c3a725 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆっぴ | 作成日時：2020年5月11日 20時
