ハーフデビルの私は悪周期の入間くんとアリス君に気に入られてます【魔入りました!入間くん】

3･コンプレックス ページ3

貴「はあ、なんて憂鬱な朝なんだ...。今までバビルスに行きたかった日はないが、今日はいつも以上に行きたくないな」








昨日入間に弄ばれて心の整理が追い付かないのと








今日から″問題児クラス″に移動になるからだ








入学してから半年、色んな奴から絡まれた私は全員葬った








...まあさすがに殺すのは面倒だから大怪我程度だが








と、考え事をしながら歩いてると









？「A！」








聞き覚えのある声が上から降ってくる








貴「...アリス」








アリスが隣に並んで来る








アリス「き、今日からAも問題児クラスとは楽しくなりそうだ」








貴「...どーも」









被っているフードをさらにぎゅっと深く被る








アリス「..まだフードで顔を隠しているのか」









俯きフードの両端をぎゅっと掴む








貴「私は目立つのは嫌いだ。こんな目立つ顔..晒して歩けるか」








するとアリスはすっと近付き深く被っていたフードを掴む








貴「っな、なにをする！」








とっさにフードを被り直そうとするが








その瞬間ぶわっと強い風が吹いた








アリス「...相変わらず綺麗だな」









白い肌、黒くて大きい目があらわになる。そして肩まである真っ白い髪が風に流れる









貴「っ、嫌だ」









ぱっとフードを掴み深く被り直す








貴「...こんな容姿じゃなけれぱ、」









俯くA








貴「しかも私は"半端者″、だから」








さらに深く俯くと








ぽんっと頭を撫でられる








アリス「...」









深く被っていたフードがぱさっととられる








アリス「まあ、こんな綺麗な顔を晒して歩けば..今まで以上に悪魔が寄ってくるだろうな」








優しく頭を撫でられる







貴「..相変わらず過剰なスキンシップだな」








貴「そういうのが嫌なんだが？」








手を振り払い距離を取る








アリス「っ、私はっ..！」








1歩近づくアリス








貴「..お前といると余計に目立つ。私は先に行く」








Aは近付いてくるアリスから離れ、先に行ってしまう








アリス「っ、なぜ私は..」








入間「よっ、アリス」








俯くアリスにぽんっと肩に手を乗せる入間






入間「..ところでAとアリスはどういう関係だ？」






彼はにこーっと意味深に笑う

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