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あなたside













あれからずっと草川先輩の笑顔が頭に残っててなんにも授業の内容が頭に入ってこない。





か 『おいまじ大丈夫か、もう放課後だよ』





『え?!もう授業全部おわったの?』





か 『え、うん...。あんたまじやばい!』





『草川先輩の笑顔が離れないんだってば泣』





か 『はぁーったくもう!ほら早く荷物持って帰るよ』




『うん〜』










そう言って、かなと下駄箱へと向かう。


そしてカバンからスマホを取り出そうとするといつもあるはずのスマホがない。

あ、ロッカーの中に忘れてきたかも。










『かな!ちょっとスマホ忘れたからとりいってくる!まじごめーん!』




か 『もーー草川のこと考えすぎ!早くしてよねー』











やばいやばいやばい早く教室行かないと鍵しめられる。


急いで走っていると勢いよく誰かにぶつかる。









『あ!ごめんなさい!怪我ないです?!』





海 『おぉこっちは全然!そっちこそ...ってあれ。今日拓弥に手振ってた子じゃない?』







そう言われよく顔を見てみるとあの時隣にいた先輩だった。


名札を見てみると小笠原と書いてある。








『あーです!小笠原...?』




海 『あ、そうそう俺小笠原海っていいますよろしくね』





『海先輩!よろしくです!あ、わたし一ノ瀬Aって言います』





海 『Aちゃんか!覚えた。あ、てかなんか急いでた感じだったけど大丈夫?』





『あーーー!そうだった!じゃあ失礼します!』





海 『うん笑笑 気をつけてね〜』





『すみませんー!ありがとうございます』



















海先輩もすごい顔整ってたなぁ。

そんな事を考えながら教室へと入りロッカーを確認する。

....あったあったわたしのスマホ。



















もちろんこの後下駄箱に戻ったら案の定かなに怒られました。笑

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作者名:ちゃ | 作成日時:2022年10月11日 0時

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