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Takuya side
毎日のように朝の通学電車に乗るといつも以上に人が多い。
『うわ人多すぎ、あっつ』
とか思ってると向こうに痴漢しているおじさんを見つけた。
これ助けた方がいいやつだよな
『おじさんなにやってんの』
おじ 『…別になにもしてないが。」
うわーむりやこいつ。とか思ってたらあっさり
なんとかして向こうに行ってくれたけど。
『…大丈夫?変な事されてね?』
花『え、あはい!!全然大丈夫です助けてくれてありがとうございます!』
……ん?おんなじ学校の制服じゃね?
話を聞くと入学したばっかの1年の子らしい。
『学校そろそろ着くしまた今度な』
花『…はい!ほんとに助かりましたありがとうございます!』
じゃあまたねって言いながら俺は自分の教室へと向かう。
かわいかったけどあんまタイプではないかもな。
すると隣から聞き覚えのある声がした。
海 『ちょっと!!何よさっきのかわいい子』
うわやっぱこいつかよ、同クラの小笠原海。めんどいんだよこいつ!!!
『別にー痴漢から助けてそんまま一緒学校来ただけー』
海 『なるほど。えぇーなにあの子めっちゃかわいかったんだけど』
『狙えば?』
海 『え、タクは?』
『は??いやいや俺のタイプじゃないから別に…』
海 『はぁー?じゃあ俺狙っちゃいます♡名前とかわかる?』
『あーなんか花村Aとか言ってた』
海 『Aちゃんねおけおけ今度話しかけてみるわ!!タクさんきゅ』
『…おう』
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作者名:ちゃ | 作成日時:2022年10月4日 0時