16話【漫画と小説 2】 ページ17
料理を注文してお水を飲みながら、ふと、思ったことがある。
梓「そういえばなんでシゲは小説家になろうと思ったの？」
シゲ「なにいきなり笑」
梓「なんとなーく…気になって笑」
シゲ「まぁ…小説が好きなのもあるけど、自分で話を作ったりするのも好きだし。」
梓「ほおほお。」
シゲ「あとさ、小説に限らずだけど本ってさ、自分の感情を自由に表現できるじゃん。自分の体験したことを書こうと思ってたとして、その時思った素直な気持ちをいくらでも表現できて、色んな人に知ってもらえる。俺、それがすごいと思うんだよね。自己表現のひとつだと思うんだよ。」
梓「へぇ…」
シゲ「だから小説執筆してて苦じゃないし、小説を読むのも著者の気持ちとか読み取ったりするの楽しいんだよ。あ、こんな考えもあるのかって。」
そんなこと考えながら小説なんて読んだことなかったな…
シゲ「小説はほんとにタメになるから。梓もたまには読んでみなよ。損しねーと思うよ。」
梓「字がちっちゃすぎて頭痛くなるもん。」
シゲ「子供か。笑」
梓「恋愛漫画だって良いんだよ！」
シゲ「なんで恋愛漫画なんだよ。戦う系とかの漫画なら俺もたまに面白いなって思うけど、恋愛漫画はわかんねーよ。笑」
梓「えぇ〜」
シゲ「それにさ、なんで恋愛漫画って女子の目あんなにでかいの。笑」
梓「それは私も思うけど突っ込んじゃダメ！笑」
店員「おまたせ致しました。エビとイカのドリアとベーコンと茄子のピザでございます。」
わ、やっときた！！！いいにおい！！
梓「いっただきまーす！あ、シゲ！恋愛漫画読みたくなったらいつでも私に言って！いくらでも貸してあげるから！」
シゲ「いや、いいわ。笑」
梓「もー！面白いのに！あ、ドリア美味しい。」
すごいお腹が減っていたから、ドリアがすごく美味しく感じる。
シゲ「ねえ」
梓「んー？」
シゲ「俺もひとつ聞いてもいい？」
梓「なあにー？」
シゲ「なんで梓はNEWSに入ろうと思ったの？」
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かりた(プロフ) - 夏恋さんコメントありがとうございます！漢字間違いわざわざありがとうございます。気づかなったので助かりました。 (2017年6月12日 0時) (
レス) id: a01a933d13 (このIDを非表示/違反報告)
夏恋(プロフ) - 楽しく読まさせていただきました。ただ、1つ所々手越くんの祐也か裕也になっているので直していただければ幸いです。 (2017年6月12日 0時) (レス) id: 2d47fb49ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かりた | 作成日時：2017年5月13日 23時
