君は親友の彼氏

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何分こうしてるだろう


なかなか私を離さないジミンくんは熱があるから普段より少しだけ甘いのは気のせいかな






「ジミンくん？ベッド戻ろ？」


「もうちょっとだけ」


「寝てないと風邪悪化しちゃう」


「ぎゅーしてたら治る」


「そんなんじゃ治らない」


「なおる」





もう何言ってもベッドに戻らなさそうだから、
ベッドから布団を引っ張って隣で私に抱きついてるジミンくんにかけた





「ジミンくん明日から学校行けるは嘘でしょ？」


「嘘じゃないよ、いま充電してるから行けるよ」


「充電？」




そう充電なんて言いながらジミンくんの腕に力が入った



「…ちょっと苦しいっ」


「充電だから我慢して」


「…私で充電？」


「うん薬飲んでもなかなか風邪治んないから、Aちゃんで治す」


「もー…
あっみかんゼリー買ってきたんだよ」


「…え！食べる！」





その一言でパッと私から離れたジミンくん


ちょっと苦しかったからいいけどゼリーに負けた気分…





「Aちゃん買いすぎ…！」


「んー確かに」



みかんゼリー６個とポカリ７本



「でも嬉しい、ありがとうAちゃん」


「早く風邪治してね？」


「みかんゼリー食べて治す」





私で治すの次は、みかんゼリーで治すって…




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