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「金魚ちゃん、こんなとこでなにしてんの？
かくれんぼ？楽しそうだね」
「フ、フロイド。ボクのことを変なあだ名で呼ぶのはやめろと何度言わせるんだい？」
「だって、小さくて赤いのって、金魚でしょ？」
「なんか変なヤツなんだゾ」
グリムが小声でそう言うと、フロイドには聞こえていたのかグリムの方を見て無邪気に目を輝かせる。
「わー、しゃべる猫だ！おもしろ〜い。
ねえねえ、ギュッて絞めていい？」
「し、絞める！？やめるんだゾ〜！」
グリムはそう言うとユウの後ろに隠れていった。
その時、もう片方のジェイドまでもが近づいてきた。
「おや、ハーツラビュル寮のみなさんお揃いで。
もしや、マジカルシフト大会に向けての敵情視察ですか？」
「えーと、これにはいろいろとワケが……
Aくんパス！」
『んぇ？』
ケイトに、ジェイドの前に突き出されてしまうA。
ジェイドはAのことを蠱惑な笑みで見てくる。
「スパイ行為を見逃すわけにはいきませんねぇ。
何故僕たちを監視していたのか、理由を詳しくお聞かせ願えますか？」
「コイツ、物腰は穏やかだけど全然目が笑ってない……」
『ハハハ！そういえばこんな言葉があったね……逃げるが勝ち！
さぁ行こうか！』
Aはそう言って、比較的足の遅いリドルを抱え走りだした。
「ねーねー、待って〜」
『ハハハーハハ！まるでサメに追いかけられている気分さ！
Ｂ級パニックホラーでこういう場面は何度か見たよ！』
「そんなこと言ってる場合じゃないでしょ！うわ！来てる来てる！！；」
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抹茶タピオカ2号 - とても面白かったです( ≧∀≦)ノ (2021年2月25日 0時) (
レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
よる - とても面白かったです！ (2021年2月24日 18時) (レス) id: 13ad1f4f4d (このIDを非表示/違反報告)
ユイカ(プロフ) - 続編おめでとうございます！この作品とても面白くて大好きです！これからも更新楽しみにしているので頑張ってください。応援しています！ (2021年2月24日 7時) (レス) id: b470749ec2 (このIDを非表示/違反報告)
もぐヤギ(プロフ) - 初コメ失礼します！！！前回の話も読ませていただきました、とても面白く主もいいキャラしてんなぁ〜などと思いながら楽しませて頂いておりますm(*_ _)m更新頑張って下さいませ……！！！陰ながら応援させて頂きます！！！ (2021年2月24日 2時) (レス) id: f3a49dcc01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もぶピ
| 作成日時：2021年2月24日 0時
