前寮長はイカれたウサギでした ２【ツイステ】

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「俺も悪かった。お前が苦しんでるの知ってたのに、ずっと見ない振りをしてた。

だから、今日は言うよ。リドル、お前のやり方は間違ってた。だからみんなにちゃんと謝るんだ」


「……うっ、ぐす……ごめんなさい……。ごめんなさい……っ！」






トレイがそう言えば、リドルは泣きながら謝る。


誰もがその感動的な場面に心を打たれていた。


そんな時、エースが徐ろに口を開く。






「オレ、寮長が今までの行動を謝ってくれたら言おうと思ってたことがあんスけど……


ゴメンの一言で済むわけねーだろ！絶ッッ対許してやらねーーー！！！！」






勢いのある大声でそう言うエース。


思わずAはその場で吹きだしていた。





『ブハッ！！こりゃ一本取られたね〜！最っ高！ハハハ！』

「え〜っ！？この空気でそれ言う！？」


「ったりめーだ！こっちは散々コケにされたわけだし？

せっかく苦労して作ってたマロンタルトを捨てられたわけだし？」


「でもそれは結局Aの野郎が……んがっ！」






グリムはAに即座に口を塞がれた。






「涙ながらに謝られたくらいじゃ許せねーなあ」


『ハハハーハハ！エースくんは意外と根に持つタイプなのだね！』

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