検索窓
今日:2 hit、昨日:6 hit、合計:50,533 hit

171 ページ21

保健室で手首を手当てした後、Aと零は校内の出し物を順番に回った。

『UNDEAD』が出している「執事喫茶」以外にも、喫茶店のようなところがあり、そこでお茶をしたり、演劇を見たり、中にはファッションショーをしているところもあった。


ある程度、全ての出し物を堪能した後、「執事喫茶」に戻ろうとしたところ、『2wink』が仮装をして客引きをしているところに出くわした。








「寄ってらっしゃい、見てらっしゃい〜☆」

「この屋敷内では何が起こるかわからない!どんな体験ができるかって?それは入った人だけのお楽しみ〜♪」

「どうぞどうぞお立ち寄りください!歓迎しちゃいますよ〜♪

びっくりしてくれると俺たちは嬉しくなっちゃうので〜♪こんなふうにたくさん叫んでね!」

「「きゃあああああ……♪」」







目の前から歩いてくる双子に気付き、零とAは足を止めて2人に手を振った。








「あれ〜、朔間先輩にAさんだぁ!」

「こんにちは〜。朔間先輩は今休憩中ですか?」


「うむ。仕事を切り上げて我輩のために来てくれたAをエスコートしていたところじゃよ」

『一通り回ったし、これから「執事喫茶」に戻るところなの』







そう言うと、双子が何か企んでいるかのような笑みを浮かべAを零の両脇に立つ。








「それなら〜、最後に俺たちの出し物を堪能していってくださいよ〜」

「そうそう。2人とも、怖いのとか大丈夫ですか?」


『え?怖いの?』


「はい!おれたちが出している店は____「お化け屋敷」なんです!」








双子に引き連れられ、いつの間にかその「お化け屋敷」の入り口前まで来ていたAと零。

おどろおどろしい看板と、中から和風ホラー調のBGMが聞こえてきていた。

172→←170



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (87 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
305人がお気に入り
設定タグ:あんスタ , 朔間零
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

この作品にコメントを書くにはログインが必要です   ログイン
感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:もぶピ | 作成日時:2022年10月2日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。