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「やってもらいたいことですが……Aの所持するノート。これを奪ってきてください」
「は？ノートだァ？なんでそんなもんが必要なんだよ」
「そうですね……貴方には言っておきましょう。
僕たち兄弟の実家が、有名なリストランテというのは知っていますね？」
「あ？おぅ。何度か食いに行ったからな」
「このラウンジを経営する際、僕は両親からとっておきの秘伝のレシピを譲り受けたのです。
しかし最近になって、そのレシピ本が紛失していまして……」
「それがそのノートだっていうのかよ？」
「その通りです。口の軽いAが持っているとなれば、いつそのレシピが流出しているともわかりません。
そうなれば、我が家の危機です」
アズールは険しい顔をしながらそう言う。
「ですので、早々にそのノートを取り戻したいのです。
同室の貴方なら、簡単に取ってこれるでしょう？」
「……まぁな」
「引き受けてくれますね？」
アズールにそう言われ、ルカは目先の欲に抗えず頷いてしまう。
「それはよかった。これで安心ですね。
ではお待ちしていますので、ここに持って来てくださいね」
「チッ……」
ルカが部屋から出て行こうとした時、アズールが声を掛ける。
「Aには内緒でお願いしますね。ノートを破られたりされれば厄介ですので」
「わーってるっつの。言っとくがテメェの指示に従うのはこれが最初で最後だからな。
覚えとけ、このクソタコ野郎がっ」
ルカはそう言って扉を乱暴に閉め去って行った。
「フン。あの小サメが馬鹿で助かりました。
……さて、悪いがA。今回の勝負は僕の勝ちだ。フフフ……」
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まっすん - お兄さんがオバブロするなら…弟もしてほしいわ…() しろとは言いませんがね、ストーリー沿いですし。まぁ、時間余ったりしたら弟さんもオバブロする話とか書いてほしいです。あとクッソどストライクっすわ。好きっす() これからも無理せず頑張って下さいね。 (2020年12月26日 1時) (
レス) id: e2807fd8e7 (このIDを非表示/違反報告)
如月.夜月(きさらぎ よつき)(プロフ) - イメ画凄い上手いです！更新大変でしょうが頑張ってください！ (2020年12月22日 23時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
ウィルゴ・パルテノス - 続きお願いします (2020年12月22日 7時) (レス) id: fdd18ceb11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もぶピ
| 作成日時：2020年12月21日 21時
