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ノートの中身を見たアズールは、机をバンッ！と叩いて立ち上がる。
「そのノートを今すぐ破棄しなさい！！」
『嫌だね。僕のコレクションだもの。
いずれ役に立つ日が来ると思ってちょこちょこ溜めていた甲斐があったよ』
Aはペラペラと中身を見直しながらケタケタと笑っている。
アズールを見れば、先ほどまでの余裕な顔が崩れ落ちていた。
「いつの間にそんな写真を！？」
『僕たちの隠し撮りの技術は、こうやって生まれたんだよ。知らなかった？』
Aの悪戯っ子な笑みにアズールは歯を食いしばって睨み付ける。
『これ、あげてもいいよ。でも、ルカたちの解放が条件だけど』
「ぐっ……」
アズールは完全にAに場を掴まれてしまったことに危機感を覚える。
その時、扉をノックする音が聞こえてきた。
「アズール、次のお客様が待っていますよ。……どうなさいました？」
『いーや別に。じゃあ兄さん、じっくり考えて、明日にでも答え聞かせてよ。
心配せずとも、”その間”はこれ、ばらまかないであげるからさ』
Aはそう言うと本を手に持って部屋を出て行った。
「あ、コラ待ちなさいA！」
アズールが引き留めるも、Aはすでに部屋に帰っていってしまった。
「アズール、何があったのかは知りませんが、一先ず落ち着きなさい。
次のお客様がお待ちですよ」
「……そうですね」
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まっすん - お兄さんがオバブロするなら…弟もしてほしいわ…() しろとは言いませんがね、ストーリー沿いですし。まぁ、時間余ったりしたら弟さんもオバブロする話とか書いてほしいです。あとクッソどストライクっすわ。好きっす() これからも無理せず頑張って下さいね。 (2020年12月26日 1時) (
レス) id: e2807fd8e7 (このIDを非表示/違反報告)
如月.夜月(きさらぎ よつき)(プロフ) - イメ画凄い上手いです！更新大変でしょうが頑張ってください！ (2020年12月22日 23時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
ウィルゴ・パルテノス - 続きお願いします (2020年12月22日 7時) (レス) id: fdd18ceb11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もぶピ
| 作成日時：2020年12月21日 21時
