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トイレへ駆け込んだジュン。

数メートルしか動いていないのに、鼓動は早く、息もきれていた。







「(やっべ……今ここで気付くか普通……?

距離を置かなきゃいけねぇのに、なんで『いやだ』って頭ん中で思っちまうんだよっ……。


いや、そんなこと言ってられねぇし、あの人がオレのせいで傷つくのは……

よし、やっぱ距離置いて……_______

あー!やっぱ無理!そんなん考えられないんすけど!?)」







ジュンは頭を抱えながら扉を背に座り込む。







「はぁ……いっそ、「好きだ」って言っちまいてぇよ……

けど、そんなこと言ったら、絶対困らせちまうでしょうし……

関係が気まずくなって、会うことがなくなれば、たぶんもう一生会えない気が……」







ジュンは頭をガシガシとかきながらブツブツと考え事をしていた。







「……考えてもしょうがないっすよね。

さっさと部屋戻ってちゃんと話さねぇ……と……って、え?」







トイレから出ると、そこにはAの弟が聞き耳を立てているところに遭遇してしまう。







「うわっ!ご、ごめんなさい!なんかトイレから話し声が聞こえたから何かなーって思って……

あ、あはは……」







弟は笑ってその場を誤魔化そうとしている。







「あ、えーっと……いつから聞いてました?」

「『好きだって言っちまいてえ』ってところからですね」

「〜〜〜〜〜〜っ!」







ジュンは恥ずかしくなってその場で顔を隠すように蹲った。

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氷雨(プロフ) - うわ〜〜っ!最っ高です!ジュンくんと夢主ちゃんがどうなるのか楽しみです!評価とお気に入りさせてもらいます♬ (2022年9月27日 4時) (レス) @page20 id: 6ceab81f66 (このIDを非表示/違反報告)
とけたた - 更新楽しみにしてます! (2021年12月26日 11時) (レス) id: 1828f2aa7c (このIDを非表示/違反報告)
りひ - 更新待ってます! (2021年12月21日 1時) (レス) @page19 id: cdf713c673 (このIDを非表示/違反報告)
りピ - こんにちは!お話の続きが気になって毎日顔を覗かせてます!私の友達が体験してそれを目撃しただけなのですが、加害者の好きな男子に告白をされた友達が下校時に学校の外で待ち伏せをされて救急車・警察・消防が来る事態となった現場に遭遇しました! (2021年11月9日 13時) (レス) id: cdf713c673 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もぶピ | 作成日時:2021年11月9日 1時

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